◎週末はグルメ情報!!今週はラーメン
国宝「松江城」から北東に徒歩約8分、松江市北堀町の路地にひっそりと佇む人気ラーメン店「麪屋ひばり」(定休日曜)。県外から訪れる観光客も多く、ラーメン屋さんにしては珍しく、女性客が多い人気店です。松江のランキングでも常に上位に位置しています。松江北高のそばにあることもあって、時々お店の前を自転車で通るんですが、いつもお昼時には店の前に長~い行列ができています。やはりネットでの評判でしょうかね。久しぶりに今日は、米子の帰りに午後6時半頃お邪魔してみましたが、お客さんが一人もおらず、この時間帯がオススメなのかなと思いました。カウンターとテーブルを合わせて18席のこじんまりとした食堂風の店内は、居心地の良いアットホームな雰囲気です。

看板人気メニューは、和食料亭で修行した店主が考案した看板の「あごだし白湯らぁめん」。魚介スープに豚骨白湯がブレンドされ、どちらの味も主張しすぎない絶妙のバランスが取れた奥深いスープに仕上がっています。島根県沖で獲れる「トビウオ」のことを島根県内では「あご」と呼び、県の魚にも指定されています。そのトビウオを乾燥させたいりこや粉末にしたものからとった出し汁をあごだしと呼びます。地域に根付くあごだしをじっくり煮出して、豚骨白湯と合わせたオリジナルダブルスープのラーメンを提供しています。あっさりだけれどコクのあるスープに4種をブレンドした魚粉がプラスされ、最後まで飽きの来ない味わいとなっています。和食出身の店主が開発したため、あっさりしているのにダシ
が利いた上品な味わいを楽しむことができます。島根らしさが詰まった一杯ですね。優しいあっさり味ながらも、じっくり煮出したコクがあり、「麪家 ひばり」にしか出せない味わいです。ここに絡む細麺も、ベストマッチングで非の打ちどころがありません。SNSや雑誌・食べログ等の評判を聞きつけて、県外から訪れる人が店の半分を占めるといいます。女性客が多いのも、ラーメン屋には珍しいことでしょう。また、つけめんなど20種以上の豊富なメニューがあるため、様々な味を楽しむこともできます。自家製の焼き豚や高菜などサイドメニューも充実させており、持ち帰り用商品や通販での販売にも力を入れているとも。「あごだし白湯らぁめん」「濃く味噌らぁめん「味わい塩らぁめん」などのつけ麺系以外が卵麺だったと思います。今回は看板メニューの「あごだし白湯らぁめん」をチョイスして注文します。スープは白湯で麺は見えないので見た目は今まで通り。チャーシュー2枚にモヤシ、ネギ、甘辛く炊いた豚ミンチ、魚粉をトッピングさせます。ここは焦らずにまずはスープを一口。白湯とあご出汁がバランスのよいかなりあっさりとした味わいは飲みやすく美味しいです。そしてお目当ての麺を箸で持ち上げます。まずは以前に比べると細くなりました。そしてやや褐色で小麦の黒い星がある全粒粉ストレート麺だと分かります。大きく変わったのはシコシコとしっかりとした食感でしょうか。小麦の甘味も感じられて良いですね。麺自体の主張は強いのですが、細くすることであっさりとしたあご出汁スープと絶妙にバランスしています。中央に乗っているのは肉味噌。途中でブレンド魚粉や肉味噌を溶かし込んで最後の一滴まで味変を楽しめるのが嬉しいですね。そしてたまり醬油にひと晩漬ける前に煮込み柔らかな食感になったホロホロチャーシューを食べ、甘辛ミンチと魚粉を溶かし味変しながらいつものようにスープと楽しんだのですが、麺の食感を楽しみながらスープもしっかりと味わえて全方向で美味しくなっています。その間も麺の食感は変わらず最後までヘタリなく完食完飲。20年の歴史で培った和の技術が一杯の器の中に凝縮されています。次回は他のメニュー(醬油・塩・味噌・とんこつ)も食べてみなければいけません。





