5月5日こどもの日、東京ドームにて長嶋さんと松井選手が国民栄誉賞をもらいました。始球式では長嶋さん、松井選手の投じるボールを左手一本で打ちに行こうとしていましたね。長嶋さんらしい。セレモニーで着ていた濃紺のスーツ、ストライプのシャツ、水玉のネクタイは、同じ服装で受賞式に臨みたいという松井選手の申し出に応えた長嶋さんが、自ら選びプレゼントしたものだそうです。
今日の記念すべき広島戦を、巨人は1―0で勝利しました。最後の二死満塁の絶体絶命ピンチの場面を締めくくったのは、鉄腕山口鉄也投手でした。熱烈な巨人ファンの私は、今日はこの山口投手を取り上げます。
先日154ホールドを記録し、日本
記録を更新しましたね(2位は中日・浅尾拓也投手の153ホールド)。中継ぎ投手として目立たない中を、どんなピンチでも連投でも厭わずにピシャリと押さえてくれる頼もしいセットアッパーです。昨年は、史上初の5年連続60試合登板を達成しましたね。日本ハムとの日本シリーズの胴上げ投手となったことも記憶に新しいところです。高校を卒業してすぐ渡米、ルーキーリーグ(メジャーの下に3A⇒2A⇒1A⇒ルーキーリーグ)で出口も見えず奮闘している中、横浜、楽天の入団テストを不合格、巨人の育成枠で拾われたピッチャーです。年俸240万円。それが今年は2億4000万円ですから、一挙100倍ですか。つい先日初めての著書『山口鉄也メッセージBOOK―鋼の心』(廣済堂)が出ました。早速買って読みました。強い巨人を支えてくれる鉄人です。さらに頑張って欲しいものです。
育成ドラフトから第一歩を踏みだしたことで、みなさんは僕に対して、エリート街道とは
無縁だったものの、コツコツと努力を積み重ね、アメリカに渡ってまでしてプロ野球選手に
なるチャンスをつかんだ―。
そうしたイメージをいだいている方が多いかもしれません。ですが、本当の山口鉄也は、
そんなに強い人間ではありませんでした。練習が嫌いで、つらいことがあればすぐに楽なほ
うを選んでしまうような甘い考えの持ち主でした。自分自身をを信じられずにみずから希望
をつぶしてしまったり、野球をやめようと短絡的に思ったこともありました。
僕の弱い心を、鉄を鋼にするかのように親身になって鍛え上げてくれた方たちがいてくれ
たおかげです。その中の誰か1人でも欠けていたら、僕は違った人生を送る事になっていま
した。 ―まえがきより
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