余力を残して先へ進む

 みなさんは、徳島県・鳴門公園にある大塚国際美術館」に行かれたことがありますか?日本でも最大級の美術館で、世界の名作品が陶板画大塚グループの大塚オーミ陶業株式会社が開発した特殊技術によって、世界中の名画を陶器の板に原寸でIMG焼き付けたもの)で展示されています。隅から隅まで見たらどれぐらいの時間がかかるのか、ため息が出るぐらいの広さの館内に、素晴らしい名画が原寸大で展示してあります。私は時間がなかったので、さーっとしか見ることができなかったのですが、それでも強い印象を残しました。以前、ロンドンで大英博物館を訪れた時と似たような印象でした。もう一度ゆっくりと時間をかけて歩いてみたい場所で、八幡が多くの人に薦めている美術館です。ホームページでちょっとだけ感動を味わうことができます。⇒コチラ  オロナミンC、ポカリスエット、カロリーメイトなどのヒット商品で知られる大塚製薬が、創業75周年事業として、1998年に開設したものです。 女優の水野真紀さんや、横綱白鵬の結婚披露宴が行われた会場としても知られていますね。

 徳島県の一地方メーカーにすぎなかった大塚製薬が、すさまじい急成長を遂げ、製薬業界屈指の大手企業に躍進した秘訣を、大塚明彦会長「80点主義」にあると語られます。社員に100点を求めず、80点でよしとする考え方です。

 100点を取るエネルギーは並たいていではない。そのエネルギーがあるなら、80点で満足し、残りの20点分で先に進むという考え方を採ったほうがよい。人間の行動に100パーセントの完璧さをもとめるのは、それが困難だからです。80パーセントまでは多くの人がやれても、あとの20パーセントがなかなか難しい。社長や本社があれこれ指図しなくても、80パーセントまでなら誰でもやれる。つまり、80パーセントでいい、と思えば安心してまかせられる、ということです。

目標を80パーセントにおいて、気持ちにゆとりを持たせることで、人生の視野を広げようという狙いですね。なるほど。でも、これについては賛否両論ありそうですね。

 私が大塚製薬のファンになったのには、訳があります。私は熱狂的な読売ジャイアンツファンでして、もう昔からブレることなく応援し続けています。その昔、長嶋茂雄さんが初めて巨人の監督になったとき、若手主体のチームはペナントレースで最下位に沈みました。当時巨人軍をコマーシャルに使っていた企業が、手のひらを返したように(結果がすべての厳しい業界です)次々と降りていきました。選手の収入が激減します。責任を感じた長嶋監督はスポンサー探しに奔走します。大塚製薬にも足を運ばれます。大塚会長は窮状を察して、気持ちよく協力しました。これが、今でも続く巨人軍によるオロナミンCのCM誕生秘話です。会長曰く「いったん縁を結んだら、相手が落ち目になっても、こちらの態度を簡単に変えるものではありません」 この話を聞いて、私は若いころは毎日のようにオロナミンCを飲んでいました!

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