『見える英文法』

IMG_2910 以前出ていたとても面白くて学術的な本刀祢雅彦『ビジュアル 英文法』(駿台文庫、2009年)を一般向けの読み物として再構成し、大幅加筆・修正したものが出ました『見える英文法』(ジャパンタイムズ)がそれです。教科書や辞書ではとけない英語の疑問を、ビジュアル化(著者自身の書いたイラスト)と緻密なデータ分析ですっきり解消してくれます。スキーマ(意味や概念を可視化したもの)やイラストを駆使して、英語のしくみを「見える化」したのが大きな特徴です。各レクチャーの後には、文法的思考をみがくためのクイズ「Give it a try! 考えてみよう!」を用意。start to~とstart ~ingは本当に同じ意味なの?形容詞をsomethingの前に置けないのはどうして?教科書や辞書ではとけない英語のもやもやを、イラスト化と緻密なデータ分析ですっきり解消してくれています。随所に私たち教師にも重宝する情報が忍ばせてあるのも嬉しいところです(例:intend V-ing, belong to, the older you get/are/become/grow, Enjoy!, It’s been 10 years/It is 10 yearsなど)

 もう一冊似たようなイラスト解説本が最近出ています。マークピーターセンの見ただけで分かる英文法』(アスコム)がそれです。 学校で習った英文法をあなたDSCN2955は自信をもって「わかっている」と言えますか?たとえば、willとbe going toはどう使い分ければいいのですか?使役動詞のmakeとhaveをきちんと使い分けられますか?名詞につく冠詞のtheとaをちゃんと選べますか?わかっているようで、実はちゃんとわかっていなかった英文法の数々。100万部突破の大ベストセラー『日本人の英語』(岩波新書)の著者、マーク・ピーターセン先生が、日本人が苦手とする知りたい英文法のポイントを、わかりやすいイラストを使って解説。絵を見るだけでわかるから、英文法がニガテな人も、楽しく学べますね。軽い読み物としてお薦め本です。

カテゴリー: 英語指導に関して パーマリンク

コメントを残す