米田謙三先生授業

 12月9日(月)午後1時15分より、松江東高校の1年生に、米田謙三先生(よねだけんぞう、大阪私立羽衣学園高等学校)が授業をされるというので、北高の仲間の先生たちと一緒に出かけてきました。米田先生は、英検のSTEP誌などでもご存じのように、日本のICT教育の先導者です。ICT教育推進のために世界・日本中を飛び回っておられるスーパー・ティーチャーです。ある会議でご一緒して以来、八幡は数年前から親しくさせていただいています。今日は、松江・出雲地区から26名の先生が参加されました。

DSCN2967 授業は松江東高校一年生の「コミュニケーション英語Ⅰ」でした。題材は「小笠原諸島」。冒頭、ICTはあくまでもツールであって、使い方次第で良くも悪くもなることを強調されました。残念ながら島根県はまだICT後進県で、生徒の手元にはI-padがないため、前面の大画面テレビ2台を使って、種々の教材は映し出されていました。小笠原諸島の美しい写真を確認した後で、新出語をフラッシュカーDSCN2963ド機能で音読していきます。一斉練習後、ペアになってクイックレスポンス方式で確認しあいます。次に本文を意味のまとまりを意識しながら(スラッシュリーディング機能)聞いた後で、ペアで互いに英語の後に日本語を言いあう、という形で練習します。その間、ホワイトボードも使って、「英語の数字の読み方」「uniqueのuni-は1、bi-は2、tri-は3」「間接疑問文の作り方」といった解説も加えられました。ICT機器とアナログの併用ですね。最後に、小笠原諸島の美しい海や生態系のビデオ(英語)を鑑賞して、授業が終わりました。

 授業終了後、米田先生のお話しと質疑の時間がとられました。司会は緒方 孝先生(ICT教育の島根県での先駆者です)。「大きくみせる」「デジタル化された情報をDSCN2977みせる」「教材を作ってみせる」「進んだ機器を使う」の段階、「一斉 個別 協働」のICT教育のポイントなどのお話しを伺った後、「デジタル教科書はこちらでどの程度加工できるのか」「佐賀県公立高校1人1台のI-padの動きは全国的にはどうなっていくのか」「電子辞書とプロジェクターの接続」「デジタル教科書の欠点」「ICT機器と黒板との割合は」「パワーポイントの新しい活用法」などの質問に答えていただきました。ICTには全く疎い八幡ですが、今まで教師が手作業で行っていた部分を機器に分担させることで、新しい教師の役割、授業の展開が可能になってくることを十分実感させられた時間でした。ツールとしてのICTの役割をフルに使って松江北高でも、少しずつ授業展開が進んでいます。米田先生、島根までおでかけいただき、ありがとうございました。勉強になりました。

 ご参考までに、「平成23年度「教育の情報化」推進フォーラム(2013年3月2日~3日東京で開催、テーマは「多様化するICT環境で学び合おう」)で発表された、米田先生の「夢の情報化社会の光と影に関わる見方や考え方を深める学年指導の在り方」の実践報告のレジュメがコチラで読むことができます。

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米田謙三先生授業 への1件のフィードバック

  1. 米田謙三 のコメント:

    八幡先生、皆様 お忙しいところご参加いただきましたことにまず感謝申し上げます。いつも思います。島根の先生方の人と人のつながりの深さ!!素晴らしいですね。レポートくださったようにICTは、あくまでツールです。ツールを使うのは人なんです。また授業を受けるのも生徒の皆さんという人なんです。うまく効果的に使えるようまた 皆さんでアイデアを共有しましょう。本当にありがとうございました。

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