お馴染みのデビッド・セインさんの最新刊本を手に入れました。1冊目は『ネイティブが教えるほんとうの英語の助動詞の使い方』(研究社、2014年)です。動詞、冠詞、形容詞、語法・ライティングに続いて5冊目になります。普通の文法書には書いてない、ネイティブの語感のよる記述が参考になります。たとえば、should とhad betterを取り上げるときに、よく言われるのはhad betterが「脅迫」めいた言葉であるというポイントです。セインさんはこんなふうに述べておられます。もちろんウラを取ることも大切ですよ。
しかし、「had better=警告」になるのかといえば、すべてがそうとは言い切
れません。次の文のように、明らかにアドバイスとわかっている状況であれば、
had betterを使って問題ありません。
You'd better go to the hospital.病院へ行ったほうがいいよ。
アドバイスとしてYou'd better...を使うなら、誤解を避けるためにmaybeを
頭に付けるのが効果的です。Maybe you'd better...で「…したほうがいいんじ
ゃないかな」という穏やかな提案になるので、ネイティブも非常によく使いま
す。(p.78)
もう一冊は『ネイティブに必ず伝わる日常英会話辞典』(ナツメ社、2014年)です。この本が面白いのは「誤解されやすいフレーズ」として、私たち日本人が使ってしまいそうな英語の問題点を、簡潔に解説してある点です。これを拾い読みするだけでも、ずいぶん語感が磨かれます。このコラムが勉強になりました。
Pardon? 相手の言うことがわからない場合に、思わずこう言ってしまう人が
いるけれど、「何だって?」というニュアンスでちょっと失礼な感じ。Sorry?
やExcuse me?がおすすめ。丁寧な英語では、Could you repeat that?や Could
you say that again?を。 (p.65)
What's this smell? 実はこれ、焦げたような不快なの匂いがする時に使うフ
レーズで、「なんだ、このヘンな匂いは?」というニュアンス。相手を怒らせ
ないようにするには、「このいい匂いは何かな?」What smells so good?と言
うのがおすすめ。(p.112)
三冊目は『「ヘコむ」を英語で言えますか?』(アスコム、2014年)です。なかなか口をついて出てこない英語がたくさん取り上げられています。
A: Everything is going wrong....
B: Don't give in. You have to be strong.
「ぶっちゃけ」とか「微妙」なども収録されていて、英語の勉強になります。

関連