NHK松江放送局展望テラス

 3年前(2023年3月)に新しくできたNHK松江放送局の3階展望テラスは、宍道湖を一面に見渡せる大パノラマです。一般に開放されていて、松江の新しいフォトスポットになっています。平日の午前9時30分~午後6時まで開放されています(無料)。建物も綺麗に管理整備されています。「テラスからが最高のロケーション」(NHK)とうたう通り、3階から見る宍道湖・嫁ケ島・島根県立美術館・白潟公園・松江城・松江市役所周辺の景色は最高です。宍道湖をかなり近い位置から正面に眺めることのできる、知る人ぞ知る展望スポットです。白潟公園は桜の名所なので、春には桜並木+宍道湖という景色も楽しめます。

 地元観光協会のスペシャルサイトで、“高いところからの宍道湖の景色の楽しみかた”のような主旨で、ごうぎん本店展望フロア、松江市役所だんだんテラスとともに、NHK松江放送局3階展望フロアが紹介されていました。今では松江市役所の新庁舎が完成し、6階の展望テラスが加わりました。松江ではかなり「穴場」の宍道湖ビュースポットです。今日初めて社員食堂を利用した後に、受付で案内してもらった1階のエレベータで初めて3階に上がってみました。外に出てみると、安全対策のためか南側3分の2ほどのスペースは行けないようになっていましたが、旧局側の北側3分の1から展望できるようになっています。島根県立美術館をより間近に、そして湖北の松江市役所やしんじ湖温泉街のあたりもより素敵に眺めることができるようになっています。3年前の春に、松江市立病院跡地だったところに新築移転され、その新しい局舎の湖からの眺めもモダンで素敵です。展望フロアへの、1階エレベーター付近にかわいいかわいいぬいぐるみが展示されていてほっこりとしました。

 面白いのは、単に「高いところから見る」のではなく、宍道湖の湖面をできるだけ広く見せるように建物そのものが設計されていることです。「展望テラス」の床を途中で一段下げ段差を設け、手すりと腰壁の高さをそろえることで、手すりが視界を邪魔しにくくしています。島根県の建築コンクールでも、この眺望への配慮が評価されています。新しいNHK松江放送会館は、単なる「放送局」ではなく、地域の交流拠点を目指しているようです。1階には一般開放エリアがあり、食堂も利用できます。ロビーには220インチの8Kモニターと22.2チャンネル立体音響による8Kシアターもあります。さらにこの3階の「展望テラス」を一般に開放しています。つまり、「NHKを見る場所」から「市民が気軽に訪れる場所」へという新しい放送局の考え方が、この建物にはかなり明確に表れているのです。災害時にも放送を継続できることを重視した新会館でもあり、免震構造や自家発電設備などを備えており、「美しい宍道湖を眺められる建物」であると同時に、島根県の災害情報を発信する拠点として設計されています。無料で、平日のみとはいえ、一般の人が3階まで上がって宍道湖を眺められるので、松江ではかなり面白い穴場だと思います。特に「嫁ケ島と県立美術館を宍道湖越しに見る」という点では、一度行ってみる価値がありますよ。❤❤❤

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