役不足?

慣用句調査!!

 文化庁は、本来とは別の意味で使われることが多い慣用句に親しむよう、またコミュニケーション上の齟齬が生じないようにするための一助として、ことば食堂へようこそ!」の公開をインターネット上で始めました。報道発表文書「「国語に関する世論調査」を基にした動画の公開について~「ことば食堂へようこそ!」コチラです。国民に身近な食堂が、日替わりメニューを提供することと、毎回異なる慣用句等を提供する動画のコンセプトを重ね合わせて「ことば食堂へようこそ!」という副題がつけられています。

 1995年度から実施している国語に関する世論調査で、間違えた人の多かった20個を選び、来年の2月まで毎月第一金曜日と第三金曜日の2回ずつ取り上げるそうです。動画では、慣用句を本来の意味で理解している人と、本来と異なる意味で間違って使っている人との間で生じるコミュニケーションのずれを、コント風に紹介しています。本来とは異なる意味が生まれた原因等も解説しています。

 さて、その第一回目(4月18日)は「役不足」でした。本来の意味は「本人の力量に対して役目が軽すぎること」ですが、多くの人が「本人の力量に対して役目が重すぎること」と誤用しています。過去の調査でも数字にはっきりと表われていますね。

本人の力量に対して役目が重すぎること  62.8% ⇒ 50.3% ⇒ 51.0%
                    平成14     平成18    平成24
本人の力量に対して役目が軽すぎること  27.6%   40.3%   41.6%
          (本来の意味)

では、そこら辺の誤用の実例をスキットでご覧ください。スクリプト(台本)もダウンロードすることができますよ。⇒コチラです

 次回5月2日の公開は、「煮え湯を飲まされる」です。以下「敷居が高い」「奇特」「気が置けない」「雨模様」「枯れ木も山のにぎわい」「割愛する」と続きます。楽しみにしましょう。英語の世界でこのようなものを取り上げると、面白いでしょうね。

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