発音・アクセント問題頻出語音声サービス

IMG_3486 3月5日に発売になった『進研センター試験対策英語 重要問題演習英語(筆記)』(ラーンズ)は、現場で好評のようで、「見やすくなった」「レイアウトが可愛い」「ポイントが分かりやすい」とお褒めの言葉を数多くいただいております。全国で使ってくださっている先生方、ありがとうございます。今年から「別冊」が2色刷りになったことも、見やすさに貢献しているものと感じています。編集を担当されたラーンズの課長さんも大喜びでしょう。松江北高でも、例年よりもこの本を早く購入して、センター対策「勉強の仕方」をスタートすることにしました。センター試験で高得点を取って逃げる」が、現在の入試の必勝法です。

 さらに、この本の目玉賞品は、何と言っても今年から始まった、付録についている頻出語リスト」の音声ダウンロードサービスです。スマホで、該当ページのQRコードにかざすだけで、ネイティブ・スピーカーの音声をダウンロードできるようになっています。購入した人はぜひダウンロードしてご利用ください。

 再生したいパートの単語を左クリックすると音声が流れます。また、ユーチューブの再生ボタンをクリックすると、YouTubeサイト上でも音声動画を確認することができます。ネイティブ・スピーカーについて繰り返し音読練習をしましょう。音声データをダウンロードしてアイポッド等で利用したい場合は、再生したいパートを右クリックしてプルダウンメニューを表示させます。「対象をファイルに保存」などを選んで好きな場所に保存してください。アクセント問題頻出語(Part 1-9)、発音問題頻出語(Part 10-15)、カタカナ語頻出語(Part 16-18)と3部構成になっています。これを徹底的に音読することで、第1問の対策はバッチリですよ。

 この「頻出語リスト」は重要語に絞り込んで作成したもので、完DSCN2686全版リストをご希望の方は、八幡成人『発音・アクセント問題の攻略法』(自費出版、200円)を今井書店グループか、直接私からお求め下さい。松江北高ではこの完全版のリストの附属CDを2枚組で作成しております。松江北高のオーストラリア人ALTジェーン・ハンフリー先生に吹き込んでいただいたものです。北高の生徒はこれをアイポッド等に入れて、毎日少しずつ聞いて、ジェーン先生について音読を進め、センター試験第一問題の対策をやっていDSCN2730るわけです。ご希望の方には実費100円でお分けしております。年度末にかけてずいぶんたくさんの学校から申し込みがあり、ひたすらCDのコピーに没頭しました。時間の許す限り対応させていただいております。少しでもたくさんの生徒さんに使っていただいて、効果を実感していただきたいと思っております。ご希望の学校は八幡までご連絡ください。

 実際に過去のセンター試験に出題された「単語一覧」作成しておりますが、これらの単語を並べてみると、ある共通点が存在していることに気づきます。それを授業で強調しているところです。興味のある方は、ぜひご自分で1990年からの本試・追試に出題された単語をリスト化してみられることをお薦めします(「ダウンロードサイト」も参照)。第1問は、ABC(たり前のことをカになってゃんとやる)を実践するだけで、必ず満点の狙える箇所です。英語の成績がいいからといって、ふんずりかえって何もしない人は、かなりの点を落としてしまう箇所でもあります。あなたはどっちですか?今年のセンター試験本番でも、成績上位の人がかなりの点を落としています。全国の正答率は、旺文社調査で正答率64%ベネッセ調査66%です。結構やられていることが、この数字からもうかがえますね。今回、最も正答率の悪かった問題は、頻出語looseの発音を問う問題で、日本語の「ルーズな」につられて「ズ」と発音した人はみんな間違えました。全国正答率40.6%でした。カタカナ語には要注意!」という鉄則をここでも確認したいところです。しっかりと対策をしたいものです。

 今私は、教員人生最後の集大成の決定版として、全国の先生方に今まで可愛がってもらった「センター対策本2015~勉強の仕方」の最新版を作っているところです。今でも多くのお問い合わせをいただいておりますが、形が見えてきたらまたご案内をいたします。連休はこの仕事にかかりっきりになりそうです。頑張って仕上げます。

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