ポケット・ベル

詳細を表示 以前、pocket bellは和製英語かどうかをめぐって『英語教育』誌の「クエスチョン・ボックス」欄に取り上げられたことがありました。回答者の故・河上道生先生は、和製英語と断定されました。→私の河上先生の追悼記事はコチラです 

 某社和英辞典に「ポケットベル」の英語をa pocket bellと載せていることから、読者が「ポケットベルは和製英語ではないか?」と問い合わせをしたら、編集部から「そうではない。nativeが分かる」と返事が来たと言います。「果たしてそうでしょうか?」と、『ライトハウス英和辞典』の編集主幹故竹林 滋先生の所に確認がきました。        

 以下は、その調査結果です。故ボリンジャー博士は、私の問い合わせに対して「電話帳の該当ページを全て調べたけれど、pocket bellを載せている箇所はなかった。ポケベルを販売している2つの会社に電話して聞いた結果、そのような言葉は知らないとのことであった。アメリカ英語ではないと断じてもよさそうである。」と、ご回答をいただきました。ボリンジャー博士は、いつも私の質問に対して、このように業者に問い合わせたり、専門家に質したり、現地に足を運んでくださったりと、言語事実を大切にする先生でした。イギリス英語の立場からイルソン博士にもお尋ねしたが、「その表現は見たことも、聞いたこともない」とのことでした。和製英語と判定してもよさそうです。pager, beeperが正しい英語です。

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