知的生活の準備

 スカパーのシアターテレビジョンで、尊敬する渡部昇一先生(84歳)「知的生活の準備」という、1回わずか10分完結の番組を始めておられます(全9回)。「知の巨人」と呼ばれ、英語学から近現代史まで、幅広い著作を通じて広く世に問い続ける渡部昇一先生。その多様な知的成果はいったいどんな土壌から生まれるのでしょうか?渡部昇一これまで、数多くの著書で知的生活、知的余生を説いてこられた先生が、子供たちを育てる父母に向けて語る「知的生活の準備」とは?これは、渡部昇一先生の小さい頃の自伝でもあり、未来の子どもたちへのメッセージでもあります。こんな風に子育てしたらいいよ、という渡部先生ご自身の体験に基づくアドバイスがふんだんに見られます。第3回目だったでしょうか、本は時間と空間を越えられる、この特質をもっているのは人間だけだ、子どもに本を読ませるべし、という言葉が印象に残りました。私の母も小さい頃、貧しい中でも、本だけはふんだんに与えてくれました。これが一生の宝物になるんですね。

  以前、石崎陽一先生(都立日比谷高等学校)より、先生の恩師である渡部昇一先生(上智大学名誉教授)が、以前の勤務校、都立八王子東高等学校で講演をされたときの講演録「知的生活の方法―将来の日本を背負って立つ1年生諸君に向けてのメッセージ(平成18年11月8日)をご提供いただきました。渡部先生の高校生へ向けての貴重なアドバイスの数々です。ダウンロードサイト」(その他)に登録してありますので、先生方、ぜひお読みくださいね。

  • 渡部昇一「知的生活の方法―将来の日本を背負って立つ1年生諸君に向けてのメッセージ」 東京都立日比谷高等学校講演 

 私は、毎月2-3冊出る先生の本は全て買って読んでいますし、先生のエッセイが掲載される雑誌も全て購入、「チャンネル桜」で隔週に放映される「大道無門」もチェックして録画、毎週メールで届く「昇一塾」の切れ味鋭い論考も楽しみに読んでいます。ファンというのは、かくのごとしです。松江の「ホテル一畑」に講演にいらっしゃったときに、控室で初めてお会いして、握手していただいたときの感激は忘れることができません。私たちの『ライトハウス英和辞典』(研究社)に推薦文を寄せていただいたときの嬉しかったこと。ますますご活躍ください。

 

【渡部昇一先生プロフィール】
上智大学名誉教授。英語学者。評論家。文筆家。
昭和5年山形県生まれ。(83歳)
昭和30年上智大学文学部大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c. 平成13年から上智大学名誉教授。
著書多数。『知的生活の方法』(講談社現代新書)は、1976年発刊のロングベストセラー名著。

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