さださんハウスCM曲

 ハウスの「北海道シチュー」のCM(9月22日~)に、さだまさしさんの新曲「家路」が流れています。「あじわうほどに・チーズ篇」から、10月になると「味わうほどに篇」に変わりました。厳しい冬を迎える北海道を舞台に、チーズを作る一家の食事風景を描いた心温まる物語に彩りを添えるCM曲です。「北の国から」という今や北海道の代表曲を持つさださんに、楽曲製作の依頼がありました。北海道の冬の厳しさと人の温かさを思わせるメロディーに、やさしさの詰まった大人のバラード曲です。気持ちがあたたかくなって、シチューを食べたくなります。ハウス食品の思うつぼか?

 さらにもう一曲。熱烈なラブコールを受け、さださんが、なんと島根県・邑南町(おうなんちょう)のイメージソングを作りました(さださんのお祖父さんは島根県出身。奥様は浜田市の方、と島根県とは縁の深い人なんです)。題名は「さくらほろほろ」。やはり9月10日に発売になったばかりのニューアルバム『第二楽章』に収録されています。自然豊かな町の情景が思い浮かぶような歌詞の中には、町花の「さくら」や「棚田」「神楽の笛」といったフレーズも並んでいます。「元気でいるか…」で始まる名曲「案山子」(かかし)は、やはり島根県・津和野町で作られた曲です。この「案山子」とは対照的に、「さくらほろほろ」には「そろそろ家に帰ろうかな」と都会で頑張る人が故郷を懐かしむようなフレーズがあります。この2曲とも根底にあるのは郷土愛でしょう。さださんに直接制作を依頼した石橋良治町長は、「町の宣伝歌を制作して欲しいのではなく、さだまさしの歌のファンが、口ずさんでくれるような歌をこの町をきっかけに書いて欲しい。邑南町の名前を入れる必要はない」「歌を通じて古里に愛着を持ってほしい」と願っています。この曲依頼の経緯については、アルバム『第二楽章』のライナー・ノーツに詳しく出ているので参照してください。さださんはデビュー以来ずうっと、その曲の経緯について「ライナー・ノーツ」に詳しく記してくれているので、曲の理解が深まり重宝します。曲の紹介というより、もうこれはエッセイ作品です。

 さださんの新しいアルバム『第二楽章』は、「特設サイト」で全収録曲を聴くことができます⇒コチラです

ラストレター 『週刊朝日』に連載されていた小説『ラストレター』(朝日新聞社出版)が店頭に並んでいます。文化放送「さだまさしのセイ!ヤング」を続けてきた経験に基づく深夜ラジオ小説dえす。さださんの著者インタビューも公開されました。 

 ちゃんぽん食べたかそして今度は地元の『長崎新聞』で「ちゃんぽん食べたかっ!」の連載が始まりました。長崎新聞創刊125周年を記念して誕生した連載小説です。まさし少年が単身上京し、様々な事情でうちひしがれ挫折し帰郷、フォークデュオ「グレープ」を結成するまでを描く自伝的青春小説です。今年も精力的に活動するさださんです。応援しています。

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