12月「全統プレテスト」

 12月6日(土)は、松江北高では一日かけて「全統プレテスト」(河合塾)を行いました。私は朝から晩まで監督をしながら、英語の問題を解いて、解説「見直しプリント」をコンピューターに入力していました。打ち込んでは直し、直しては打ち込み、何度も何度も校正を重ね、これが結構手間のかかる仕事なんです。「ダウンロードサイト」に登録してあります。

 この英語の問題で、一つ気になったことがあります。第4問Aの今年からの新傾向問題「この後にどんな文が続くか?」という問題が、前回の全統模試にもなく、今回のプレテストにもなかった点です。これは納得できない問題です。「大学入試センター」では、毎年行われるセンター試験の問題を「問題評価委員会」が検討を加え、その報告書を公表しています。(⇒コチラです…次年度のセンター試験の傾向を予想する上で貴重な資料となります) それによれば「問4で「最終パラグラフの後に続くと考えられるトピック」を選ぶという、新しい形式の問題が出された。テーマに従って文脈を追いながら本文全体のパラグラフ構造を理解しなければならず、苦労した受験生もいたかもしれないが、このような文章の読み方は自然なものであり、論理的な読解力を測ることのできる良問である。」(高等学校教科担当の意見・評価また、問4は全てを正確に読んでいるかを測る上でよく工夫された問題であると判断する。」(教育研究団体の意見・評価最後のパラグラフに続くトピックを推測させる問4は、受験者に新たな読解方略を意識させる問題である。正答率は問1~問3が5割台から7割台であったが、問4は2割台と低かった。今後の作題に当たっては、この点を留意したい。」(問題作成部会の見解)と、高い評価を与えているのです(下線部は八幡)。一年ぽっきりで姿を消す問題とは思えません。最後の、問題作成部会の「今後の作題に当たっては、この点を留意したい」がチョット気になる点ですが、難易度を下げ、易しめの英文としてこの出題を続けるであろう、というのが私の予想です。

 センター試験は時間との闘です。学者先生のように長い時間をかけて真理を探究することではなく、短時間でサクっとこなす「事務処理能力」を試すのがセンター試験です。「時間がなかった」はセンター試験では言い訳に過ぎず、「力がない」ことと同義です。私はかつて松江南高校で指導していたときには(特に補習科では)、80分ではなく50分(!)で解かせていました。時間が余れば、それだけ見直すことができ、正答率も上がります。スピードが大切ということです。素早く読むためには、土台となる単語力が欠かせません。ここが弱い人は、ぎりぎりまでひたすら単語をやらなければいけません。新しい長文をドンドン読むなどもってのほかです。

 それでは今回の「全統プレテスト」の見直しプリントを「ダウンロードサイト」に登録しておきました。ご利用ください。

  • 「3年生12月全統プレテスト」見直しプリント   島根県立松江北高等学校IMG_5740

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