読めないものは聴こえない!

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    授業でリスニングの演習を続けているのですが、なかなか点数がとれない生徒がいます。私がいつも強調していることは「スクリプトを読みなさい」です。スクリプトを読んでも理解できない人は、聴いても絶対に分かりません。原因は、単語力不足にあります。先日、”free room and board at a local hotel”という音声が聞こえてきたんですが、このboard(食事)を知らない人が、音声でいくら聞いても頭の中には絶対に入ってきません。自分の知っている単語だけが「聴こえる」のです。スクリプトを読んで分からない人は、ひたすら単語力を磨くことです。一方で、「スクリプトを読んだら分かるんだけど…」という人は、ひたすら音声に触れて英語の音に慣れることです。このように、現状に応じて、今やるべき勉強の内容が2種類に分かれるのです。ここら辺を間違えてしまうと、いくら時間をかけてもまったく伸びることはありません。

 実は、英文読解にも同じようなことが言えます。単語力がないために、センター模試の「読解問題」をたくさん落としている人が、一生懸命「新しい長文問題」をやっています。何の力もつきません。単語力を磨くことに専念しなければいけません。あるいは、いままでやった問題集・模試の単語を洗ってみるのがよいでしょう。単語力がつくと、英文の内容の理解度が全く変わってくるから不思議です。

 さて、大学入試センターのリスニング試験に関して、来年度から使用される音声機器(ICプレーヤー)が変わります。主な変更点は次の通りです。誤作動防止の措置がとられていますね。⇒コチラ   大学入試センターのホームページでは、この機器の使用方法を分かりやすく疑似体験できるようになっていますので、一度アクセスして体験しておきましょうね。英語リスニングで使用するICプレーヤー操作ガイド」コチラで体験できます

 この5年間のリスニング試験の「全国平均点」の推移を見ると、

  29.39→25.17→24.55→31.45→33.16

となっています。来年は少し難化する、というのが私の予想です。

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