Kids Kards

 久し振りに、八幡家の「蔵」に入って、懐かしいデックを堀り出してきました(一昨年夏から左膝を壊しておりきちんと座ることができないので、ちょっとご無沙汰となっていました)。「Kids Kards」というトリック・デックです。昔、アメリカから手に入れた時に、「あれ~、スペルはKids Cardsじゃないのかな?」と疑問に思ったのを覚えています。マジシャンは、一組のデックを取り出し、以前ショーを見せてあげた子供たちが、お礼の印だと言って手描きのカード・デックを贈ってくれたのです、と説明します。とても可愛いらしいのですが、そこはしょせん子供が描いたものですから、残念ながら、イマイチパフォーマンスには不向きなのです。子どもがスペルミスしたという意味合いも込めて、タイトル「Kids Kards」となっているわけですね〔笑〕。さて、その子供たちに描いてもらったデックを広げて、裏、表をよ~く示します。子ども心あふれる、非常に独創的なデザインです(上写真)。どこかほのぼのとした(ぐちゃぐちゃ?)絵が一枚一枚に描かれていますね。その中から1枚のカードを選んでもらい、そのカードを手に取ります。しっかりと覚えてもらいます。そしておまじないをかけると、・・・あら不思議!手描きだった子供のカードが、普通のデザインのカードに変化してしまっているではありませんんか。ノーマル・デザインの演じるのに適したカードに変化してしまいます。更に、そのカードだけではなく、デックをパラパラはじいてやると、手描きだったデックが全部普通のデックへと変化します。他のカードも、全てノーマルデザインに変わってしまいますが、指を鳴らすとまた、元の手描きのキッズ・カードに戻ってしまいます。裏表ともにカスタム・プリントを施し、口上と共に演じるのに最適な、大変チャーミングなカードです。

 さらには第2段として、このデックを使って「読心術」を演じることもできます。このデザインの中には、不思議なカード当てが行えるよう、ある巧妙な仕掛けがプラスされているんです。デックの中から、1枚カードを覚えてもらいます。観客に頭の中でそのカードに集中して念じてもらうと、見事ズバリそれを当てることができるんです。子供向けのカードだからといって侮ることはできませんよ。Richard Pinner「Kids Kards」でした。当時は2,000円くらいで手に入れたと思います。このデック、スグレモノです。♠♣♥♦

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