Cheek to Cheek

cheek-to-cheek-deck ダイ・バーノン(Dai Vernon)「トライアンフ」(Triumph)は、正真正銘の本物クラシック・マジックでした。一組のデックの裏と表をグチャグチャに混ぜても、元に戻り相手の選んだカードだけが、向きが違っているという大傑作です。スライハンドが改良されても、初心者にはなかなか手の届かない作品でしたが、1970年代にポール・カリー(Paul Curry)「Cheek-to-Cheek」で大旋風を巻き起こしました。全く技術不要で、この現象を演じることが可能になったのです。まさに素晴らしいトリック・デックでした。

 お客さんに好きなカードを、デックより1枚選んでもらい、そのカードをデックに返してもらいます。そして半分を表向き、半分を裏向きにして、全体をぐちゃぐちゃに混ぜてしまうのです。デックを広げて間違いなくよーく混ざっていることを示した後に、デックを揃えて息を吹きかけると、一瞬で全てのカードが裏向きに揃ってしまうのです。しかしテーブルに広げていくと、1枚だけ表向きのカードがあり、そのカードは、なんと先ほどお客さんが選んだものなのです。こんなマジックを、みなさんはテレビで見たことがあると思います。もちろん、レギュラーのタネのないデックで演じることもできるんですが、このトライアンフ・デック「Cheek to Cheek」を使うと、ほとんど技法を使わないで、初心者でも簡単に演じることが出来ます。

 私はかつて東京駅・八重洲口前にあったマジック・ショップ「トリックス」で(今はもうなくなってしまいましたが)、この「Cheek to Cheek Deck」を買いました。当時はブリッジ・サイズの赤裏カードで販売されていたと記憶しています。そのほかインビジブル・デック」(Invisible Deck)、「ブレーンウェイブ・デック」(Brainwave Deck)、「メンタルフォトグラフィー・デック」(Mental Photography Deck)などの基本的なトリック・デックを、すべてこのお店で揃えています。あの当時は、こういったトリック・デックを狂ったように集めていた時期がありました。懐かしいですね。その後、バイシクルのポーカーサイズでも販売になり購入。その後、ずいぶんたくさんの種類の改案トライアンフ・デックを持っています。

 これら全てのコレクションが、私の自宅の中2階の「蔵」に埋蔵されています。少し暇が出来たら、ここに寝そべって(ふかふかのカーペットも引いてあります)のんびりと作品を眺めて過ごしたいと思っていますが、今は毎日、松江と米子の往復で、そんな余裕ができる気配はありません〔笑〕。ただ二次試験が終わり、3月になると授業が全部なくなるので、ちょっとのんびり過ごせそうです。マジック三昧の日々は果たしてやってくるのか?♠♣♥♦ 

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