快速「ことぶき」

 津山~岡山を、津山線経由で結ぶ快速列車「ことぶきに乗ってきました。実におめでたい名前の列車ですね。レトロな旧国鉄系キハ47系気動車です。1997年11月29日のダイヤ改正で、それまで同路線経由で鳥取まで達していた急行「砂丘」号の廃止に伴う受け皿列車として登場しました。当初の予定では、この路線での速達列車はすべてこの快速「ことぶき」号に統一される予定だったものが、一往復のみ急行として残り、急行「つやま」号となりました。設定当初は座席指定があり、各列車に1号から12号までの付番がなされていました。しかし自由席と何らグレードの変わらない席であったことからひんしゅくを買い、2001年に指定席は廃止され、同時に号名も取りやめています。この「ことぶき」という名称は、公募によるそうですが、沿線に「金川」(かながわ)「福渡」(ふくわたり)「神目」(こうめ)「誕生寺」(たんじょうじ)「弓削」(ゆげ)「亀甲」(かめのこう)などの、実に縁起のいい駅名がたくさんあることから、この名称になったようです。基本的には、キハ47系の2連が使用されます。2009年3月13日のダイヤ改正時の急行「つやま」号の廃止により、現在は、津山線唯一の速達列車となっています。停車駅によって3タイプの運行が行われているようです。車内はボックス形状となっており、ワンマン運転です。基本的には駅で切符を回収する都市型ワンマンですが、よく見てみると「福渡」「亀甲」ではワンマン扱い(車内で運賃きっぷを収受)でした。

 津山線は、津山岡山を結んでいます。都市型近郊路線として1時間に約1本の便があり、いくつかは快速列車で所要時間は約1時間、最速で66分です。2両編成のディーゼル・カーが使われています。私が乗ったのは土曜日のお昼過ぎでしたが、津山駅を発車する時点では、それほど座席が埋まってもいませんでしたが、岡山に近づくにつれてどんどん乗客が増えて、最後の方はぎゅーぎゅー詰めの状態で立ち客もいました。平日は通勤・通学客でもっともっと混み合うんでしょうね。沿線風景を見ると、快速停車駅付近は新しい住宅も多い感じでした。♥♥♥

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