大好きなさだまさしさんの名曲「防人の詩」(さきもりのうた、1980年発表、12枚目のシングル)を、最近シンガーソング・ライターの琴音(ことね)さんがカバーしています。私はこの歌い手のことは全く知らなかったのですが、歌は実に上手いです。歌に合わせて、老いたバレーダンサーが踊る印象的なミュージック・ビデオが公開されています。
コーラスに多重録音が用いられ、原曲が持つスケールの大きな世界観が、さらにダイナミックに壮大に表現されています。時をさかのぼるようにクライマックスへ向かって躍動していく映像で、独自の死生観を描いています。
ご本人の コメントが発表されていました。
先日、年明けも早々新型コロナウイルスの感染拡大により開催中のツアーの再延期が決定し、あろう事か自分の19歳の誕生日にその悲報を発表するという事態になってしまいましたが、そんな二重苦を乗り越え、この度「防人の詩」をリリース致しました。
ツアーの中でも歌っていたので、お越し頂いた方の中には不思議に思われた方もいらっしゃったかもしれません。
この曲は、さだまさしさんの名曲「防人の詩」を現代風なアレンジでカバーさせて頂いたものです。
昨今の様々な風潮を取り入れた作品になったと思います。アレンジや声色の変化にも注目して頂ければ嬉しいです。