バタンキュー

 今年1月1日のNHKの生放送「年の始めはさだまさし」の中で、「バタンキュー」という言葉のいわれが問題となりました。「バタンキュー」という言葉を懐かしい!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。若い世代にはもう馴染みがなく、最近では死語になりつつある言葉です。「バタンキュー」とは、仕事などで疲れて、布団やソファーなどに倒れ込み、そのまま眠ってしまうこと。「バタン」は倒れる音で、「キュー」は倒れた時に出る声が由来とも言われています。昔は、普段の会話だけでなくドラマのセリフなどでもよく使われていましたよね。すでに死語になっていますが、ゲームやアニメでは今でも使われることがあるようです。古い言葉ですが、若い世代にとっては逆に新しく聞こえるのかもしれません。

 「バタンキュー」の語源には諸説あり、「バタン」と倒れこむ音に、圧迫されたり苦しんだりする時に出す声「キュー」をくっつけたとする説や、同じく「バタン」は倒れこむ音、「キュー」は風船や浮き輪の空気が抜ける音とする説などがあります。もうひとつ、昭和の漫才師「横山エンタツと花菱アチャコ」のギャグだとする説もあります。終戦直後に出回ったカストリという粗悪なアルコール飲料を飲むと、バタンキューと人が死ぬという演出をしたのが最初だと言われていますが、定かではありません。また、このカストリを「バクダン」と呼び、「バクダンを飲むとキューと命が縮む」ということから「バタンキュー」という言葉が生まれ、それをギャグとした、とも言われています。♥♥♥

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