食パン電車、さようなら

 JR西日本の3月14日のダイヤ改正で、115系(G編成)が運行を終了することになりました。3月13日がラストランでした。今日はJR松江駅に最後のお別れに行ってきました。私は7年間米子に通う中で、毎週水曜日にはこの電車にお世話になってきたんです。

▲115系の上り側の前󠄂面。下り側とはデザインが異なる

 山陰地区で運行してきたこの115系(G編成)は、1982年伯備線山陰線伯耆大山―知井宮(現・西出雲)間の電化に伴い、山陰地方で初めて導入されました。まだディーゼル列車が主力だった当時、この電車は普通列車の近代化を象徴する存在でした。当初は3両編成でしたが、2001年にワンマン化対応にするために、2両編成に変更され、それに伴い、3両の時には真ん中にあって運転席がなかった車両を改造して、運転台を設置して先頭車化するため、切妻の先頭部を接合する改造を施したことで、115系でありながら103系通勤形電車を彷彿とさせる外観が特徴でした。上り側の前面は下り側とデザインが異なります。常に下り側にある前面は、愛嬌のあるそのユニークな見た目から、鉄道ファンらの間で「食パン電車」として親しまれてきました。真四角で平らな車体の前面がちょうど食パンのようですね(写真下)。

 現在は、伯備山陰両線で8編成系16両が走っていますが、車両の老朽化もあり(乗っていてそんなに古さを感じることはありませんでした)、JR西日本は3月のダイヤ改正を機に、16両全てを新型の227系に置き換えることになりました。2023年7月に岡山地区に登場した新型電車227系「Urara」(うらら)は、東は姫路まで、西は三原まで乗り入れており、増備にあわせて運用区間を拡大しているところです。今日も松江駅ではさかんにこの「Urara」の宣伝をアナウンスしていました。乗るのが楽しみです。2025年10月には、赤穂線播州赤穂駅伯備線新郷駅にも乗り入れを開始しており、ついに島根県内の電化区間の末端まで運用範囲が広がることになります。なお、G編成以外の115系は、ダイヤ改正後も他エリアで運用が継続されます。「食パン電車」、40年以上もの長い間お疲れ様でした。そしてさようなら!♥♥♥

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