「神戸ポートタワー」ライトアップ

 今春リニューアルオープンする港町・神戸のシンボル「神戸ポートタワー」(神戸市中央区)のライトアップが12月21日夜、再開されました(日没~午後11時30分)。約2年3カ月ぶりで、みなと神戸を感じさせる光景が帰ってきました。タワーは1963年に開業し、今年で60周年を迎えます。おととしの9月から、耐震補強工事や施設のリニューアルのため、営業を休んでおり、改修工事のためカバーで覆われていましたが、市民や観光客らに元気と癒やしを提供しようと、来春のリニューアルオープンに先行してライトアップを再開しました。今回のリニューアルでは、カラーLEDが設置され、様々なイルミネーションの演出も可能になるということです。「赤く美しい鼓型の構造をしっかりと夜空に照らし出すこと」をコンセプトに、タワーの照明は省エネルギーかつ高い演出性を備えたカラーLEDに変わり、演出の幅も拡大。 ライトアップの再開を記念し、港から花火も打ち上げられました。

▲神戸での私の常宿「ホテルオークラ神戸」

 私はかつて「神戸ルミナリエ」を毎年見に行っていたので、「ホテルオークラ神戸」に泊まって、この「ポートタワー」の夜景も楽しんでいました。神戸港の景色が楽しめるように、埠頭の上に、1963年に建設された108メートルの展望用のタワーです。その後、1980年代のメリケンパーク造成により東岸が、1990年代の中突堤堤中央ターミナル造成により西岸が埋め立てられ、現在は埠頭上には位置していません。 世界初のパイプ構造の建造物で、和楽器の鼓を長くしたような外観が特徴です。その独特の構造・形状から「鉄塔の美女」とも称され、高層建築物のモデルの一つとなっています。また、日本で初めてライトアップされた建造物でもあります。当時の神戸市長(第7代)であった原口忠次郎さんは、元内務省の技術官僚でもあったのですが、1959年にロッテルダムを訪れた際に、港を一望する「ユーロマスト」に感激し、このタワーの建設を思い立ったといいます。その4年後の1963年に実現しました(総工費4億5千万円)。ちなみに、当初はタワー全体を銀色にする予定だったのですが、地上からの高さが60mを越す事から、当時の航空法によって黄赤をメインに白をアクセントにした塗装に変更させられています。以降、神戸港のシンボルとして広く知られ、修学旅行などの観光客が、港町神戸を学習する際に、その多くが立ち寄る拠点ともなっています。2009年12月~2010年3月の間、神戸市によって建設以来の大規模な改修工事が行われました。総事業費は約3億3,000万円。17年振りの鉄塔の塗装の塗り直しをはじめ、LEDの使用による新たなライトアップや展望室のリニューアル、バリアフリー化がなされました。当時照明の色は白1色から光の三原色(赤・青・緑)にすることにより、40種類のイルミネーション演出が可能となりました。夜の「ポートタワー」も素敵です。何よりも神戸の街が一望できるのが一番の魅力でしょう。改修工事は外装が終了した段階ですが、再オープンは内装工事が終わる来春の予定です。屋上に展望施設を新設する予定です。神戸の街には「ポートタワー」がよく似合います。♥♥♥

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