時系列並べ替え問題

 本文に書かれている内容を「時系列に並べる」問題が、「共通テスト」(リーディング)の第3問Bと第5問に出てきます。この問題を苦手にしている生徒たちが結構数多くいるんです(2023年本試験第3問B問1の正解率は39.7%、第5問問3は53.8%です)。生徒たちの解答ぶりを見ていると、ずいぶんここで時間を取ってしまっています。どちらの問題も選択肢を「先読み」してから、本文を読み始めるのが効率的です。

 第5問の出来事を時系列で並べる問題は、まず5つの選択肢に目を通し、横にざっと簡潔にメモしておくと良いと思います。英語の得意な人は、選択肢中のキーワードに○をつけておくだけでもよいでしょう。どんなことがこれから英文に出てくるのかを頭に入れた上で、英文を読み始めます。本文を読みながら該当部分が出てきた段階で、「アッ、ここだ!」と線を引きマークします。選択肢を照合して選択肢の横に番号を振っていくのです。選択肢の内容は、本文では別の単語に言い換えられているということを前提に検索しましょう。意味に注意して選択肢と本文を比較検討することが重要です。本文中の出来事の記述は、動詞・形容詞・名詞で表されていることが多いようです。気をつけなくてはいけないのは、選択肢が5個あって(第5問)、4個を解答する場合には、1つダミーがあってこれは解答から除外しなければいけない点です。ここで不注意な人は5つ答えてしまい、後でマークの順番が合わなくなって大慌てするということが起こります。もう一つ注意すべきことがあります。本文に出てくる順番が、必ずしも出来事の起こった順番と一致しない場合があるということです。「共通テスト」本番では、この形式で出題され、受験生の多くが引っかかっています(2023年は第3問B問1がそうでした)。出来事が前後する場合にはヒントがあって、(1)時制(特に過去完了、助動詞)(2)時を表す表現(年号、月日、接続詞)に着目すると簡単に見抜けます。

 時間がいくらでもある試験なら、どこから始めてもいいのでしょうが、「共通テスト」は80分という時間との闘いです。いかに効率良く解いていくかが、重要なカギとなっていくんです。ここで時間をかけすぎると、「最後までいかない」という深刻な問題に襲われることになります。♥♥♥

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