白くまくん

 暑中お見舞い申し上げます。毎日暑い日が続いていますが、この猛暑にはまいってしまいますね。八幡家では毎日4台のエアコンがフル稼働で働いています。そんな中でリビングに設置したエアコンが、生ぬるい風が吹くだけで、全然冷えなくなってしまいました。家を建てて以来、もう10年以上が経っているので寿命なんでしょう。ということで、家電量販店「エディオン」に買い換えに行ってきました。私は松下幸之助さんの信奉者で、今まで家電製品は全てパナソニック製を愛用してきましたが、数年前に65インチの大型テレビが壊れた時の会社の対応が気に入らなかったので、初めて東芝製品(レグザ)を購入して浮気をしました(⇒この間の詳しい事情についてはコチラに書きました)。今回エアコンは、店員さんが熱心に勧めて下さるので、初めて日立のエアコン「白クマくん」を買いました。エアコンのお掃除が圧倒的に便利だというのが決め手になりました。音も静かで、冷房の利きも良く、快適です。

 国内の家電メーカーはあらゆるエアコンをシリーズ化して販売を続けていますが、「白くまくん」は日立のエアコンシリーズです。「白くまくん」シリーズは1978年に始まっているので、45年以上シリーズが続いていることになります。家電量販店やテレビCMなどでも目にすることが多く、馴染み深いシリーズですが、そのブランド力だけが人気の理由ではありません。豊富な機能や性能面から、「安心して利用できる」と好評を得ており、愛用しているユーザーが多く存在します。

 「白くまくん」はシンプルなデザインが特徴で、狭いスペースにちょうどいいコンパクトなサイズです。窓やサッシの上などに取り付ける場合でも、ちょうどよく収まるのでエアコンの設置スペースが限られている人にお薦めですよ。室外機も比較的コンパクトなので、ベランダにすっきりとまとまります。主な機能としては、

①ファンお掃除ロボ

 エアコンは長期間使用するとファンに汚れが溜まりますが、「白くまくん」であれば「ファンお掃除ロボ」が自動でファン清浄を実施してくれます。ファンの先端に付着しやすいホコリをブラシで落としたり、油分を含んだ汚れ・ホコリを加熱して取り除いたりすることで、吹き出す空気を常に清潔な状態にしてくれます。除去したホコリや汚れは、熱交換器の汚れとともに洗い流し屋外へ自動排出するので、室内に入ってくることもありません。ファンがキレイだと吹き出す空気もキレイですから。

②凍結洗浄

 「白くまくん」には「凍結洗浄機能」が採用されています。エアコンを掃除する際、面倒になるのが本体や室外機にこびり付いた汚れやホコリ、カビの除去です。「凍結洗浄機能」を活用すると、本体と室外機の中を一度凍結させ、こびり付いた汚れやホコリを洗い流してくれます。冷房や除湿で発生する水を使った従来の洗浄よりも効果が高いので、自分で行う普段の清掃も負担が軽減されるでしょう。熱交換器から、汚れが溜まりやすく一番掃除が困難だった排水トレーまでクリーンにしてくれます。

③エアコン内部クリーン

 エアコンは冷房や除湿を使用すると、エアコンの内部に結露が発生し、カビが繁殖しやすくなります。カビが発生してしまうと快適にエアコンを使えませんが、「白くまくん」には「エアコン内部クリーン」という機能がついており、冷房・除湿運転後にエアコン内部を乾燥してくれます。弱暖房運転と送風運転でエアコン内部を乾かすことで、カビの発生抑制につながり、常にエアコンを清潔に保てます。

④空気清浄機能

 空気中のニオイ(ペット臭・トイレ臭・靴下臭・生ゴミ臭・体臭・カビ・菌・ウィルス)、花粉等の有害物質まで捕まえ、洗い流して自動排出します。強力&スピード除湿でお部屋の隠れカビまで対策してくれます。熱交換器を冷やして作る大量の霜が脱臭フィルターの役目を果たし、ニオイや有害物質を捕まえ溶かして自動で排出します。しかも、循環させるお部屋の空気に、吹き出し口と吸い込み口からプラズマイオンを放出。ニオイ成分を低減する硬貨を高めます。 

⑤白くまくんアプリ

 スマートフォンから「白くまくんアプリ」を使うことで、外からでもエアコンの操作が可能です。仕事やお出かけの帰宅時にアプリを使って家のエアコンをつけておけば、帰宅してすぐに快適な部屋でくつろげますよ。私はスマホを持たないので、「タイマー機能」で十分、これは無視。

 エアコン全体の消費電力は約80~90%が室外機の運転によるものです。「白くまくん」は、汚れがひどくなる前に自動でしっかり洗い流すことにより、ムダな電気代をカットしてくれる省エネ性能を発揮します。ボタンひと押しで、寒くならずにカラッと快適な空間を作ってくれる「自動カラッと除湿」も嬉しい機能です。

 私が敬愛してやまない故・渡部昇一先生が、昭和51年に出版され100万部を超える大ベストセラーとなった『知的生活の方法』(講談社現代新書)の中で、いち早く「クーラーの効用」について書かれていたのが思い出されます。世の中の多くの人がまだクーラーの本当の意味を知らなかった頃に、この「文明の利器」の素晴らしさを、ご自分の海外の留学経験を基に展開しておられたのは慧眼と言わねばなりません。しかしこの本は住宅問題がまだ全然解決していない時代に、「書斎」や「クーラー」といった「ブルジョア的」なものについて書いたために、ある種の人たちには反感を持たれ批判を受けました。当時はクーラーを付けると病気になるとか、体に良くない、麻薬みたいなもので離れられなくなる、といった意見が多くありました。そんな中で先生は思い切って、クーラーを付けられたのでした。それは全く魔法のようなもので、夏休み中まるまる東京にいて勉強ができました。健康状態も良くなったとしても悪くはならなかった。疲労しないから体力も落ちないのです。それまでは知的生活にとって不毛の砂漠であった真夏の季節が、クーラー以後は緑の沃野になったような感じでした。先生の本はドイツで出した学位論文を除いて、全てクーラー以後のものです。時代を先取りした渡部先生の慧眼には、ありとあらゆる分野で感嘆することしきりです。♥♥♥

 ともあれ、クーラーによって、日本の建築の既成概念は根本からひっくり返っていることだけは知っておいてよいし、クーラーをまだ付けていなくて、しかも知的作業をしようとしている人は、一年につき三ヵ月、寿命を短くしているに等しいと言ってよいであろう。学生もオートバイや自動車を買う金があったら、クーラーを買った方がよい。―『知的生活の方法』(昭和51年)

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