「八幡家の食卓」

▲私の「センター試験対策本」(自費出版)の巻末に収録

 今日は「八幡家の食卓」をご紹介します。「共通テスト」は時間との闘いです。なにせ、センター試験時代の倍の量の英文を同じ80分で読まなければいけないのです。時間配分を誤ったり、難しくて時間切れになることもしばしばあります。記述式ではなくマーク式ですから、空白にするのではなく、分からなくてもどれかの選択肢にマークして提出しなければなりません。無解答で出しても何も起こりません。当たればもうけものですから。そういうときに、威力を発揮する幾つかの裏技があります。そういった時に知っておいて損はない便利な裏技、奥の手の奥の手の必殺技を教えておいてあげることにしています。例えば、

◎「長さの法則」・・・選択肢の中で一番長いものが正解であることが多い。これは出題者が完璧な選択肢を目指そうと、情報の追加をするために必然的に長くなりがちなのです。逆に一番短い選択肢は誤りであることがほとんどでした。ところが、最近は裏の裏をかいて、一番短いものが正解になることが見られます。大学入試センターと狸とキツネの化かし合いです。かつては選択肢の③と④に正解が偏っていたので、分からなかったら③か④にマークすることといった、予備校のテクニックが横行していることを聞きつけた大学入試センターが①②の正解を増やしているのも同様の例です。

◎「極端の法則」・・・neverやonlyやalwaysやall/ everyなどを付けて極端なことを述べている選択肢は全て×。ニセの選択肢を作る時に、正しい内容に極端な単語を付けることで、紛らわしくして引っかけるという出題者のワナです。

◎「仲間外れの法則」・・・一つだけ毛色の変わった選択肢があればそれが怪しい。+++と-があれば当然「一つだけ」の-が正解です。

◎「オウム返しの法則」・・・本文と全くうり二つの選択肢は間違いであることが多い。出題者が受験生を引っかけにきているのです。本文と同じ単語が使われて正解らしく見せる、というだましのテクニックです。英語の苦手な受験生が引っかかりやすい選択肢です。ニセの選択肢はなるべく本文に似せて、正解はなるべく似ないようにするのが出題者の心理なのです。

◎「付け足しの法則」・・・正しい内容にチョットだけ間違った要素を付け足すことで×の選択肢を作るというテクニックを出題者はよく使います。前半は○、後半が×、というパターンですね。誤りの選択肢の多くがこれであることを、日頃の演習や模擬試験で確認しておきましょう。

などは教えておいてあげると意外なところで役立つものです。今日はそんな「裏技」を10本ばかり集めて「八幡家の食卓」として公開しています(その昔、「伊東家の食卓」という日常生活で使える裏技を紹介する日本テレビ系番組が流行ったことがあり、それをもじったものです)。もちろんこれはあくまでも最後の最後の手段であって、やはりあくまでも正攻法で攻めるべきであることは言うまでもありません。かつてセンター試験時代、時間切れで最後の【第6問】の長文が全く読めなかった生徒が、「長さの法則」にしたがって一番長いものに○をして提出したところ、6問全問正解(!)だったと言って、電車の中で抱きつかれたことがあります〔笑〕。興味のある方はご覧になってください。♥♥♥

  • 「八幡家の食卓」⇒コチラで読むことができます 

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