直島へ楽しい旅行のはずが…

 若い頃からずっと行って見たかった「直島」(なおしま)へ行けることになりました。私は安藤忠雄(あんどうただお)さんの建築の大ファンでして、全国の安藤建築を旅して回っているんです。直島には安藤さんの設計になる美術館がたくさんあります。ルンルン気分です。朝イチで松江駅に向けて電動自転車で出発しました。途中から雪が降り始めました。なんと、道路上の黄色の点字ブロックの段差に車輪をとられ、横滑りして自転車で転倒!!思い切り左膝をアスファルトにぶつけました。情けないかな、中止にするわけにもいかず、痛む足を引きずりながら、松江駅から「特急やくも」に乗り込みました。車内で足がズキズキ痛みます。膝が曲がりません。岡山、茶屋町、宇野と列車を乗り継ぎ、なんとか直島行きの大型フェリーへ乗り込みました。当初の予定ではのんびりと歩いて島内を巡ろうと考えていましたが、痛みで歩くこともままならず、島で二台しかないタクシーをチャーターして主だった美術館・アート作品を回ってもらうことにしました。親切な運転手さんのおかげで、目標だったところは全部回ることができました。ただ一番良かった「地中美術館」は入り口(チケットセンター)からものすごい距離を歩かされます。これには参りました。足を引きずりながら、山道を登っていき、さらに地中へと降りていきます。館内でもだいぶん歩かされました。足を怪我してみて、体の不自由な人たちにはもう少し配慮があってもいいのかなと感じました。館内展示の2箇所で靴を脱いでください、と言われますが、膝が曲がらないので靴を脱ぐこともできません。靴カバーを履かせてもらって鑑賞しました。この足の痛みを除けば、充実した美術館巡りでした。詳しいレポートはおいおい報告させてもらいます。

 私が転倒する原因となった、道路に敷かれている黄色の点字ブロックは、「視覚障害者誘導ブロック」といいます。 「黄色」である理由は、弱視の方にも見えやすい色だからです。 点字ブロックには足裏の感覚で形状や存在が分かるように突起がついていますが、それにはちゃんと意味があります。線状になっているブロックは方向を案内するために道路などに沿って設置されています。 点状になっているブロックは、「この先危険」という意味を持ちます。今までの人生で、このブロックで転倒するのはこれで三回目です。いずれも雨・雪の中でした。気を付けないといけません。膝が曲がらずペダルがこげないので自転車に乗ることもできません。しばらくはどこへ行くにもタクシー利用でした。松江に帰ってすぐに「だて整形外科」に飛び込んでレントゲンを撮ってもらいましたが、幸い骨は折れたり、ヒビも入っておらず、打撲だけですみました。膝から血を抜いてもらうと(見せてもらいましたがものすごい量でした)、ずいぶん楽になり少しは歩けるようになりました。まあ、不幸中の幸い、大事にならずにすんだことを感謝したいと思います。頭でも打ったり、手術した人工股関節がはずれでもしていたらと思うとゾッとします。今日も整形外科で血を抜いていもらい(前回の3分の1の量)、炎症止めの注射を打ってもらいました。何とか自転車にも乗れるようになりました。日に日に回復していくのがよく分かります。♥♥♥

カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す