「だんだんテラス」

 2023年5月に松江市役所の新庁舎が完成しました。旧庁舎の落成から61年ぶりに刷新され、松江市民の利用が多い部署を1、2階に集約した他、宍道湖を一望できる広大な「だんだんテラス」が設けられました(写真下)。

 新庁舎は地上6階、地下1階の免震構造で、延べ床面積は1万1244平方メートル。1階には市民課保険年金課子育て給付課、2階に市民税課固定資産税課など利用者が多い部署が入ります。2階には宍道湖を一望できる約600平方メートルのテラスが設けられ、午前7時半~午後9時に一般開放されています。テラスは3階以上にもあり、催しなどに活用されています。6月には2期工事が始まり、新庁舎の北側にある旧庁舎を解体し、2025年の秋までに別の庁舎を新築します。これを新庁舎とつなげて、現在は本館や別館などに分散している各課を集約する計画です。工事は3期まで続き、2027年3月に完了予定。総工費は155億7,500万円と見込まれています。

 さて新庁舎の目玉の一つが、広々したスペースから宍道湖を臨むことのできる、愛称「だんだんテラス」です。市民や民間事業者を始めとする全ての利用者が、誰でも気軽に立ち寄り、身近で親しみを持つことのできる「開かれた場所」とすることを目指しています。私は今日は初めて階段を上がってみました。

 このテラスは土・日も開放されており、宍道湖の夕日を眺められるのはもちろん、時折イベントも開かれています。飲食を広々とした開放感のある2階のテラス席で楽しむこともできます。日当たりが良すぎてまぶしい、暑いといった時は屋根のある場所もあります。テーブルを独り占めして宍道湖のレイクビューを堪能します。美しい宍道湖が一面に広がります。また、この場所からは北側に松江城を見ることもできます。このアングルの松江城はかなりレアですよ。市役所というと地元の人以外ほぼ無縁な場所ですが、松江市役所は建て替えを機に観光要素を取り入れた造りに、そしてイベントという楽しみも追加されています。旅に出て楽しい場所は、等身大の姿が直に分かるその土地のスーパーマーケットと言いますが、市役所や地元密着イベントを探してみると、さらに一歩進んだ「等身大」を味わうチャンスが見つかるかもしれませんよ。「だんだんテラス」はそんな施設です。

 目指すは「平日も週末も賑わう市役所」「新庁舎みんなのトライアル」と題して実証イベントをスタートしたのが一昨年の8月でした。以降、昨年の9月末までに計55団体188件のイベントが企画されました。朝市、マルシェ、フリーマーケット、コンサート、ヨガ教室、アイリッシュダンス、屋台等々が実施されています。♥♥♥

▲宍道湖が彼方に広がる

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