ヘルマン・ルムシュッテルは、明治時代に日本の鉄道技術の発展に多大な貢献をしたドイツ人の鉄道技師です。彼は九州鉄道の技術顧問として招かれ、蒸気機関車や客貨車、レールなどをドイツから輸入し、日本の鉄道技術者たちに指導を行いました。彼の指導のもとで、九州鉄道は1889年に最初の区間を開業し、国の重要文化財である門司港駅の駅舎も、彼の指導で建設され、 フレンチ・ルネサンス調と木造二階建て建築でかつてを偲ばせます。ルムシュッテルは学識深く、温厚で親しみやすい人物であり、多くの日本の鉄道技術者たちに強い影響を与えました。その業績を称えた彼のレリーフが、JR博多駅の博多シティの屋上の「つばめの杜ひろば」に設置されており、その歴史的な意義を強く感じることができます(写真下)。

▲鉄道黎明期に大きな役割を果たしたヘルマン・ルムシュテル



