「No Rain, No Rainbow!」というのはハワイに伝わる諺です。rain=雨、rainbow=虹(ちなみにrainbowはrain(雨)+bow(弓)の複合語で「雨の弓」)ということで、直訳すると、「雨が降らなければ、虹は出ない」という意味ですね。つまり意味するところは、「つらいことの後にはきっと良いことがある」「苦労や困難がなければ、喜びや成功は得られない」「つらい経験があってこそ、良い結果や成長がある」ということです。努力しないといい結果が出ない、目的を遂げる前には苦しまないといけない、という考え方を表しています。要するに「苦は楽の種」「苦あれば楽あり」ということです。アメリカの州にはそれぞれにニックネームがありますが、ハワイは「Rainbow State(レインボーステート)」、つまりは「虹の州」と言います。ハワイの車のナンバープレートにも虹が描かれていますが、ハワイでは本当によく虹が見られるので、その辺のことをよく言い表した愛称です。この諺は視覚的にも訴えて、明るく軽やかな気持ちになれる、とても素敵なフレーズです。前向き・やさしい励ましのニュアンスが感じられます。
このNo Rain, No Rainbow!と同じような意味を持つ表現は他にもあります。たとえば、「No pain, no gain.」(痛みなくして得るものなし)。また「Every cloud has a silver lining.」も同様の意味です。直訳すると、「どんな雲も銀色の裏地がある」ですが、「どんな雲も裏は銀色に光っている」⇒どんな悪いことにもよい面はある、ということです。
I had to work so hard to achieve this.――Well, as they say, no rain no rainbow.(これを成し遂げるために、とても頑張らなければならなかったよ。――よく言われるように、雨が降らなければ、虹は出ないからね。)〔失敗や困難を振り返って〕
I know it’s hard right now, but no rain, no rainbow. (今はつらいけど苦労があるからこそ良いことがあるよ。)〔励ます時〕
That experience was painful, but no rain, no rainbow. (あの経験はつらかったけど、意味のあるものだった。)〔困難を振り返って〕
Practice is tough, but no rain, no rainbow. (練習はきついけど、頑張らなきゃあ成果は出ない。)〔努力を続ける理由として〕
これは日常会話で頻繁に使われる一般的なフレーズというより、以下のような場面でよく見かける表現です:
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観光業(ホテル、ツアー会社、ギフトショップ)
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雨の多いハワイの気候を説明する文章や広告
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ハワイのモチベーショングッズ(Tシャツ、ポスター、アクセサリー)
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SNS(特に虹の写真のキャプション)
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地元の人が人生の教訓として使う場合もあるが、そこまで日常的ではない



