「あんくる」閉店!

 懐かしくなって、久しぶりに松江市上乃木のラーメン屋さん中華そば「あんくる」に行ってみようと思い立ちました。東津田にあるパン屋さんの「山奥」に立ち寄ってお気に入りのパンを買ってから、結構な距離を自転車で向かいました。スーパー「HOK」のちょうど裏手にあたります(昔は「マルマン茶山店」でしたね)。すると正面のドアに「閉店」の貼り紙が。知らなかった!家に帰って調べたら、12月2日をもって閉店されたそうです。もっと早く行っておくべきでした。オープンから24年も続いたお店です。もう一度「中華そば」を食べたかったなあ。

 このお店に私は同僚と一緒に何度かお邪魔しています。この近辺には、茶山の交差点を挟んで北には「ラーメン長さん」があります。中華そばのスープはあっさりした塩味。鶏ガラベースですが、ちょっと味のバランスが塩味に偏っているのかな、と感じます。香り油によると思われますが、ニンニクの風味があり、このためか他の松江スタイルのラーメンに比べて、はっきりくっきりした味に感じられました。この辺りがこの店の味の特徴となっていたようです。中太の縮れ麺は多加水のもっちりタイプ。トッピングは、チャーシュー、シナチク、もやし、ネギとオーソドックス。山陰のラーメンの定番ですね。やや甘めのシナチクがとても旨い。シナチクにはごま油の香りがありスープにも味を広げているようです。そして、トロリと柔らかい薄い味付けのチャーシュ一。メニューには、当店はすべて軟水を使用しています」と書かれていました。このやや尖り気味の塩味、案外計算されているのかもしれません。ラーメンはスープ一系統のみで、他にはチャーハンチャーシュー丼のみのシンプルなメニュー構成でした。ラーメンに対する店主さんのこだわりが現れているように感じられます。裏路地という決して恵まれているとは言えない立地条件の下で、長年頑張っておられたのは立派なことでした。裏通りにありながら根強いファンに支えられているのも頷けるラーメンでした。お店の名前「あんくる」はご主人の出身「安来」(やすぎ)訓読みで「あんくる」と読んだものです。残念です!古志原の老舗ケーキ屋「ディメル」といい、学園のパスタ店「ピエトロ」といい、松江市で長年続いた伝統あるお店が次々と閉められていくのは辛いことです。♥♥♥

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