読書の効用

 人生は限られている。実生活の中で何もかも体験することはできない。そこで読書が重要になる。本や新聞の中には無尽蔵の知識や情報が満ちている。人間の思考のさまざまな道筋が痕跡を残している。それをたどることは論理的思考の訓練となろう。

 感動の追体験は情緒をはぐくみ、正義を愛し卑怯を憎むことを学んで徳性を養うこともできる。読書はそうした人間の基礎をつくる国語力を涵養する。そのおおいなる力をもう一度思い返したい。  ―『産経新聞』2006年10月29日

 以前勤めた島根県立津和野高等学校での話。教職員の定員減で、学校司書さんがいなくなって、学校がみるみるすたれていく様子を目の当たりにして、図書館に司書さんがいるといないのとでは雲泥の差があることを実感しました。元松江北高の校長で、東出雲町町長在職時、2010年末に急死された鞁嶋弘明先生は、まず小学校3校、中学校1校に専任の学校司書を配置されました。そしてとてつもない中学校の図書館を作られました。その結果素晴らしい成果を残し、モデル校として見学者が絶えません。なぜ先生は学校図書館の充実に尽力されたかというと、松江北高の進路部長、校長時代の経験に遡ります。学年の途中からぐ~んと成績が伸びる生徒がいるのでなぜかと調べたら、その生徒たちの共通点は、とてもよく本を読んできた生徒だったのです。松江北高が毎年図書館の書籍購入にことのほか力を入れて頂いているのには、こんな歴史があるのです。

 県立高校全てに専任の学校司書を配置して、学校図書館に光を当ててくださった溝口善兵衛島根県知事のお陰で、島根の学校図書館は劇的に変わりつつあります。また、学校図書館を活用した教育も徐々に充実してきました。その成果は、この秋に開催される第96回全国図書館大会島根大会」(松江市、10月25日~26日)で、みなさんにご報告されるはずです。お楽しみに。全国から松江に来られる先生方、八幡も大会役員で会場にいますので、声をかけてやってくださいね。

▲全国図書館大会の会場となる「くにびきメッセ」

 今日も私のブログをのぞいていただきありがとうございました。自宅の「」でのんびりする暇もなく、英語の教材作りに追われています。今日はセンター試験の発音・アクセント問題最新版資料を作成しました。まもなく、ダウンロードサイトにアップしますのでお楽しみに。

 マイ電動自転車で、運動を兼ねて遠出してみました。昔、母とよく行ったTというトンカツやさんが目に入り、何十年ぶりに入ってみたんです。ずいぶん味が落ちていました。というより、長年各所で美味しいものに触れることが多く、味覚の「ハードル」が相当上がったみたいです。当時はこれが美味しかったんだなあ。でも今はこれくらいの味では満足できない。私が今一番美味しいと感じているトンカツやさんは、松江市学園通りの「かつふじ」というお店です。朝日町の「でんすけ」もお薦めです。

 同じように、英語の実力・教え方も以前より向上しているといいのですが…。自分なりには、そのハードルはかなり上がっているとは思うんですが…。現在私の考える、生徒につけたい「英語の学力」の模式図をアップしておきますね。私はこんなことを考えながら毎日の英語の指導に励んでいます。今日も私のブログを読んでいただきありがとうございました。暑い日が続きますがお互い頑張りましょう!

  • 「これからつけるべき英語の学力とは?」 (模式図)
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