「ダイジョウブ」

 今日3月9日(土)より、無料通話アプリLINEの新CM「劇団 旅立ち篇」に、大好きな小田和正さんの曲「ダイジョウブ」が流れ始めています。1ヶ月限定のCMです。3月は学校も別れの季節、生徒達が巣立っていくことに思いをはせてしまいます。素敵なCMですね。バックに流れる小田さんの声がひときわ光っています。

 そして嬉しいことに、このCMのメイキング映像も公開されました。舞台裏をご覧下さい。

 さて、このCMに使われた「ダイジョウブ」は、NHKの連続テレビ小説『どんど晴れ』の主題歌(2007年)です。この曲で思い出すのは、自ら出演したプロモーションビデオで、小田さんが塗装工に扮し、この歌を口ずさみながら本作の宣伝看板を掃除するコミカルな演技を披露している(ロケは天王洲アイル周辺)ことでしょうか。この曲を作った時の小田さんの思い出と苦労話です。

小田和正 :  曲を作っている時、それがどう作用したのかは判然としないんだけど、「いきなり朝から暗い歌っていうのも違うだろう」とは思ったな。学校や会社に行く時間なのに、出掛けたくなくなっちゃうようなのは避けようって。だから明るく歌ったんだ。「明るくし過ぎたかな?」って思うくらいに…。あと、俺のファン以外にも沢山の人が番組を通じて聴いてくれるだろうし、だから音楽的にカッコいいことをするより、歌を直に届ける感じというか、「そのほうが伝わるかな?」っていうのはあったな。

小田和正 :  ドラマの脚本を何回分か見て、それから書いたんだけどね。主人公にどれほどの困難があって、それをどう乗り越えるのか、涙はみせるのか、旦那の助けはどれほどあるのか、とか、今後の展開も色々と訊ねたりしたよ。だって、実際は元気なのに歌詞のなかで「♪あの笑顔をみせて」とか歌っても、アホになっちゃうから。でもあとから思ったことだけど、ちょっとスト-リ-に寄りすぎちゃったかな、というのはあったな。

小田和正 :  もともと手紙とか書く時でも、「大丈夫」っていう字は形が整いづらくて好きじゃないのもあるんだけどね(笑)。あと、タイトルや歌詞で漢字にすると、相手に対して「どうなんだ?」みたいな、強いニュアンスにも伝わるし…。それでカタカナなんだ。でも、最初からこの言葉を歌詞のなかで使ってたんじゃなくて、最初、一番だけ先方に渡した時には入ってなかったのさ。でもその先の二番を作ってるうち、「入ってたほうがいいかな?」って思うようになって、そしたら上手くはまってね。ただ、歌うとなると難しかったな。あんまり優しく語りかけ過ぎるのもイヤだったし、親でもないのに親身になりすぎるのもへんだしさ。かといって「だぁ~いじょうぶ!」とか、軽々しくするのもダメだろうと思ったし…。スタジオで何回も歌い直したな。

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