グレゴリオ

卓上カレンダー 愛媛のバーマジシャン、Higarさんの最新作「グレゴリオ」(4000円)は、カレンダーを使った予言カード当てです。スケジュール帳、封筒、カードはそれぞれ1つずつしか使いません。日にちを聞く前に何か質問をしたり、何か計算をしたりも必要ありません。封筒をスリ替えたりはしませんし、ケースバイケースでもありません。必ず選んだ日は、事前に示しておいた予言と一致するのです。原理はとても簡単で、計算やスライハンドは一切必要ありません。これまでにも、カレンダーを使ったカード当てのマジックは結構ありましたが、カレンダーや封筒、予言のカードを複数枚使うものや、英語であったり、複雑な計算を伴うものが多かったようです。グレゴリオ」はそれらの弱点をすべてなくし、日本語で非常に簡単にできるようにした点が、すごいところです。

 まず予言の封筒を予めテーブルに置きます。スケジュール帳を取り出したら観客に見せ、好きな日(何月何日)を言ってもらいます。スケジュール帳にはいろいろグレゴリオなカードが書かれていることを示します。観客の選んだ日に書かれているカードを覚えてもらいます。最初にテーブルに置いた封筒からカードを取り出すと、何とそれが観客の覚えたカードなのです!現象がケースバイケースであったり、好きな日を聞く以外に何か質問したり、誘導したりすることもありません。スケジュール帳、封筒、予言のカードは、それぞれ1つしか使いません。それ以外にデックやポケットなどは一切使いません。また見開きで1か月分のカレンダーを見せられるので、観客は選んだ日を探しやすく、とてもクリーンな印象を与えることができます。原理はとても簡単で、計算やスライハンドは一切ありません。好きな演出で演じることができます(占い風にラッキーカードを予言する、初対面の観客の誕生日をカードで予言する等)。

 「グレゴリオ」は、今までこういった手順には全く使われることのなかったあるマジックの機構を使っています。あの原理をカレンダーに利用するとは、なかなか考えたものです。カレンダーは2014年の配列ですが、年度表記は入れていないので、来年以降も使うことができますよ。コレ、お薦めのマジックです。私は、すっかりHigarさんのファンになってしまっています。⇒コチラをご覧ください。では、デモ動画をご覧ください。

 私が初めてこのようなカレンダー・マジックに触れたのは、もう何十年も前に、Collectors Workshopから出ていた“Chronologue”を買ったときでした。当時は画期的なマジックだったんですね。今いったいどこへいったんでしょうか?♠♣♥♦

カテゴリー: マジック紹介 パーマリンク

コメントを残す