堀川遊覧(ほりかわゆうらん)

 松江城を囲む堀は一部、築城(1611年)と同時に造られ、今もそのままの姿を残しています。このように城とお堀が当時のまま現存する城下町は、全国でも珍しく、この堀を小舟でめぐる「堀川めぐり」の醍醐味は、舟に揺られながら見る松江城下の懐かしい日本の風景、築城400年の時を越え、その姿をいまだに残す森の自然や堀の美しさを、四季を通じて楽しめることです。松江の名物となっています。川面を渡る風は時を忘れさせ、水辺の鳥たちは訪れる者の心を和ませてくれます。堀川には16もの個性ある橋がかかっていて、その内の4つは、橋げたが低いので、舟の屋根を下げて通ります。「ああー」橋げたにぶつかりそうになる迫力は相当なものです。この「堀川遊覧」の船頭さんへの、島根大学生のインタビュー取材は面白いですよ。⇒コチラです。

 松江城を囲む約3.7kmの堀川を、小舟に乗っての~んびり巡る観光遊覧船。 山陰唯一の天守閣をはじめ、武家屋敷、塩見縄手の老松など、風情ある町並みなどをグルッと一周、約50分かけての船旅(大人1200円)が楽しめます。16ある橋のくぐり抜けでは、船の屋根がダーっと下がってきて、スリリングな場面も体験できます!船頭さんごとに異なるいなせなガイドも、いい味出してますよ。

 船の上から見える松江市の町並みは、誰もが忘れかけた懐かしい日本の風景を思い起こさせ、川面を渡る涼風は時間を忘れさせてくれます。水辺の樹木が、四季の移り変わりを実感させ、水際を優雅に泳ぐ水鳥・亀たちにホッと笑顔。 冬の間(11月中旬~4月上旬)はユニークな「こたつ船」へと衣替え。足元を温めながら、小雪舞う堀川をしっとり巡る光景も、すっかり松江の冬の風物詩として定着しました。頬をなでる冷たい風に冬の寒さを実感しながらも、ポッカポカのこたつにほっこり、何とも言えない船旅が満喫できることでしょう。船の上から眺める城下町・松江。 きっと普通とは違った感動を得られるに違いありません。

 私は教え子が訪ねてくれた時に、一緒によく乗るんですが、ある時は、船頭さんが松江北高の前で船を止め、北高の歴史を語られ始めたんです!!「文武両道の進学校」「公立高校で、3年連続国公立大学合格者数DSCN3383が日本一」「21世紀枠で甲子園出場」「竹下 登、若槻礼次郎と二人の総理大臣を輩出」などをアナウンスしていただき、私は苦笑しながら聞いていました。私のよく行く小料理屋「ちぼ」の大将は、昼間はこの堀川遊覧の船頭さんで、最近、あのローラが乗ってくれた、と語っておられました。松江にお越しの際にはぜひ乗ってみましょうね。

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