ハシゴと熱意

詳細を表示 八幡家の家電製品は見事なまでに全部パナソニック製です。創業主の松下幸之助(まつしたこうのすけ)さん(=経営の神様)の生き方・考え方に強く共鳴しているからです。その松下幸之助さんの言葉に「何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう。この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作りあげる。上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からはハシゴは生まれない」というのがあります。ただ何となく上がってみたいな、と思うぐらいではそこまではいかない。自分の唯一の目的は二階に上がることだ、というぐらいの熱意があって、初めてハシゴを考え付くというのです。やりたいけど行動が続かない、という人が多く見られますが、それは単に熱意や本気度が足りないから、絶対にやり遂げるという決断・決意ができていないからだ、と松下さんは語っています。何かを生み出すために、あるいは何かを成し遂げるために、松下さんが最も大切にしたものが「熱意」でした。

 最近の北高生を見ていて、散歩のついでに富士山に登ろうとしている人が多々見られます。本当に医学部に行きたいのか?本当に何が何でも国立大学に入りたいのか?実現するには、何を犠牲にしてでもという、それだけの強い思いと努力がなければなりません。ただなんとなく、では実現しないのも当然でしょう。生徒の志望を見ながら、そんなことを感じています。一生懸命苦しい坂道を上った人にだけ、神様は「ここにいるぞ」と教えてくださるのです。私は大学入試のときと、教員採用試験のときには、もしダメだったらここへ飛び込もうと(今から考えると幼かったと思いますが)荒島駅の出たところの踏切まで決めて、背水の陣で臨みました。

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