見返りを求めない

 先日に続いて、松山千春(58歳)さん取り上げます。松山さんは、5月日に放送されたTBSの番組「A-Studio」に出演し、若者たちに向けて熱いメッセージを発信されました。とってもいいことを言っておられたんです。

 松山千春さんは、この番組の司会者である笑福亭鶴瓶さんと古くから付き合いがあるということで、思い出話や、歌への想いについてトーク。松山さんは、俺は心で歌っているから、喉で歌っているわけじゃないから、タバコは辞めません」 「生きるために歌っているんじゃない。歌うために生きているんです。生きることは手段であって、歌うことが目的です」などと、歌に対する情熱を熱く語っていました。

 松山千春2そしてさらに、松山さんは(スタジオや視聴者の)若者たちに向けて「お前たちに言いたのは、たった一回の人生で、どれだけ人を信用することができますか?どれだけ人を愛することができますか?」と、語りだしました。松山千春さんは、たった一度の人生で、”ひょっとしたらこの人と巡りあうために私は生まれてきたんだろうか?”。その人と巡り合えたということだけで、愛したということだけで、あなたの人生は、満足だと思うし」と続け、それと一番、お前たち若い人間に足りないのは、見返りを求めすぎる(ことだ)と核心に迫りました。松山千春さんは「恋愛にしても、仕事にしても、”私がこんだけしたんだから、彼はきっとこうしてくれる。私がここまで捧げたんだから、彼なら絶対こうしてくれる・・・”。それは、あなた、見返りを求めているだけでしょう。見返りを求めようとすると、どうしても苦しくなる。周りが信用できなくなる」  「俺は、この人生も、なんの見返りも求めることなく、ただ、生きていたい。見返りさえ求めなければ、あなたは、あなたのままで、清らかなままでこの人生を歩いて行くことができると、自身の人生観を熱く語りました。その話に、笑福亭鶴瓶さんも深く同意したようでした。

 松山千春さんは、最後に「この年代に入って、この先どうなるんだろうとか、色々考えるかもしれないけど、その時にしか、できないことってあるのよ。今お前の歳でしか、できないことがあるのよ」と、若者たちに語りかけ、話を締めくくっていました。松山千春さんはその後、8年ぶりだというテレビでの弾き語り(ニューシングル「生きて)を披露していました。見返りを求めない」利他の心、私が共感するところでもありました。私の経験では、give and takeではなく、give and giveの精神であたっていると、必ずどこかで返ってくるみたいですよ。私の好きな話を再録します。 

 子猫が自分のしっぽをつかまえようとしているのを見て、大きな猫がこう尋ねた。「どうして自分のしっぽをつかまえようとするの」子猫が答えた。「猫にとって一番大事なのは幸せで、その幸せは僕のしっぽだってことがわかったんだ。だからつかまえようとしているの。しっぽをつかまえたら、きっと幸せになれるんだ」 するとその年取った猫が言った。「坊や、私もそういうことに関心を持ったときがあった。私も幸せは自分のしっぽにあると考えた。けれど、気がついたんだよ。しっぽは追いかけると決まって逃げていく。でも、自分の仕事に精を出していると、しっぽは私がどこへ行っても必ずついてくるみたいだよ」       (ウェイン・ダイアー博士)

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