先週末は「第2回ベネッセ・駿台記述模試」を行いました。私は模試の監督をしながら、生徒と一緒になって問題を解いていました。三年生のこの時期、国公立大学の二次試験を念頭においた問題だけに、ずいぶんと歯ごたえのある問題が多く、生徒達は手こずっていたようです。相当難しい問題もいくつもありました。要約問題などは、まとめ方をぜひ学習しておきましょう。
松江北高では、【1回目】 試験本番(悪戦苦闘!) → 【2回目】 解答・解説の配布(出来なかった問題の確認) → 【3回目】 見直しプリント(翌日)の配布(難易度・ポイントの再確認) → 【4回目】 答案返却(採点ミスはないか?チェック) → 【5回目】 「テスト直しノート」の作成(間違いに学ぶ) → 【6回目】 定期考査・課題テストで再出題(形を変えて再確認)、の「6回のサイクルで見直しを迫っている」ことは何度もお話ししましたね。何事もやりっ放しにしない!!ことが重要です。以前担当した生徒で、模試でも定期考査でもいつも100点を取る生徒が、ノートが真っ赤赤になるまでテスト直しをやっていたのを、思い出します。「駿台記述模試」で全国一位を取ったほどの実力の生徒ですが、徹底して「攻める」見直しをしていましたね。力がつくはずです。もちろんセンター試験も筆記・リスニングとも満点でした。この生徒は、現在は東京大学・薬学部で勉強中です。この復習の流れに関しては、「チーム八ちゃん」の「ダウンロードサイト」にアップされている資料「模試の復習~一粒で六度美味しい」や、登録されている種々の模試「見直しプリント」をご参考にしてくださいね。
先日も、9月に行われた「校内模試」を、中間試験の問題に再出題しました。私が10年前に赴任したときには、ほとんどの生徒がきちんと見直しをして、試験に臨んでいましたが、ここ数年は全く見ても来ずに白紙!という答案が多くなってきました。成績の低下は、こんなところにもはっきりと見て取ることができます。これでは、希望の大学に行けないのは当然の結果ですね。
人間は必ず失敗をします。そして、性懲りもなく同じような失敗を繰り返す生き物です。しかし、自分のミスをきちんと知識化、教訓化することで、ミスの再発を防ぐだけでなく、逆にミスをしないようなスキルやノウハウを積み上げ、格段の進歩を遂げることができるのです。いつも授業では、この話をしてテストの「見直し」を迫っているのですが、話の届かない生徒が多くなってきました。失敗の本質については、東京大学大学院の中尾政之先生の『なぜかミスをしない人の思考法』(知的生き方文庫、2014年)を読むと面白いと思います。次のようなプロセスを抜きにはできません。
①内容の確認…どんなミスをしたのか? ⇒②経過の確認…どのようにミスが起こったのか? ⇒③原因の究明…なぜミスが起こったのか? ⇒④対処…どのようにミスに対処したのか? ⇒⑤教訓化…今後、ミスをどう活かすか?
「テストの見直し」を徹底してすることで、ミスの事象・原因・対策を正確に把握することができるのです。それでは、今回の模試の「見直しプリント」を、チーム八ちゃんの「ダウンロードサイト」に登録しておきますね。ご参考になさってください。
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「10月第2回ベネッセ・駿台記述模試」見直しプリント 島根県立松江北高等学校



