智恵の輪灯籠

 天橋立の名所・智恩寺(ちおんじ)のすぐそば、運河沿いに立つ灯籠が「智恵の輪灯籠」です。かわいらしい丸い形のユニークな形の灯籠で、江戸時代には、輪の中に明かりがともされ、闇を照らし文珠水道(天橋立水路)を行き来する船の標になっていたと言われています。上部が輪になっており、キーホルダーあるいは鍵を逆様にしたような形の石灯籠です。天橋立の伝説に出てくる龍神を呼び寄せるため、明かりを灯していたとも言われています。撮影スポットとしても人気の場所です。

 石造りの輪の石塔で「智恵の輪石灯籠」と呼ばれ、船の安全に備えたものなんですが、いつしかこの知恵の輪をくぐると文殊様の知恵を授かるご利益があると言われるようになったそうです。古くからの言い伝えで、この石の輪を3回くぐれば、文殊様の知恵を授かる、と言われているんです。言い伝えは「くぐる」なんですが、実際には、とてもくぐれませんね。というのも、石灯籠は約2.5メートルの高さがあり輪の部分も結構高い位置にあるんです。成人男性なら頑張れってよじ登ってくぐれるかもしれませんが、そんな事をした時には回りの人の冷ややかな視線と、地元の方が注意しに飛んで駆けつけることでしょう。ではどうしたら良いのか?頭だけを、輪に入れたり出したり3回すればいいのです〔笑〕。今では海に落ちないように、灯籠を時計回りに一回回れば賢くなるそうですよ。

 作られた時期は不明ですが、1726年刊行の「丹後興佐海名勝略記」巻頭を飾る「丹後興佐海天橋立之図」中、「天橋立之智恩寺」海岸に、すでにこの輪灯籠が見られます。知恵の神様の文殊菩薩を祀っている智恩寺。その智恩寺から観光船乗場のある天橋立桟橋に向かうと、乗り場付近にこの灯籠があります。

 この後、私は、天橋立桟橋から観光船で対岸に渡りましたが、渡った先の一宮桟橋にも「智恵の輪灯籠」がありました。

 傘松公園「天橋立」股のぞきで見学した後で(⇒私の紹介はコチラ)、歩いてJR天橋立駅に帰ってくると、駅の横にもこの灯籠がありました。掲示によれば、「智恵の輪  この石造りの輪を「智恵の輪」と言います。この「智恵の輪」は天橋立の水道「九世の渡」を通る船の安全を守る輪灯籠として人々に親しまれ智恵の文殊様の境内にあるところから、この輪をくぐり抜けると智恵を授かると言い伝えられています。」とありました。♥♥♥

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