林部智史『まあだだよ』&厳島神社奉納演奏

 2021年1月24日(日)歌謡ポップスチャンネルで、「紡ぐ詩。繋ぐ歌。 ~林部智史 新たな挑戦~」を見ました。2020年にデビュー5周年を迎えた歌手・林部智史(はやしべさとし)さんの創作ドキュメンタリーです。シングル「あいたい」でデビューし、“今、もっとも泣ける歌”として注目を集めた林部さんが(⇒私の紹介はコチラ)、シンガーソングライター・小椋 佳(おぐらけい)さんの全曲書き下ろしによるアルバム制作に挑戦しました。「シクラメンのかほり」「俺たちの旅」「愛燦燦」「愛しき日々」「夢芝居」等、詩を大切に、数えきれない名作を世に送り出してきた小椋 佳さん。音楽界のレジェンドが歌に託した想いを、林部さんが受け止め歌い継ぐ、アルバム制作に密着した好番組でした。小椋 佳のアルバム『もういいかい』と同日にリリースの林部智史ニューアルバム『まあだだよ』のレコーディングやジャケット撮影の模様、本人インタビューなども織り交ぜて、小椋佳の歌世界へ挑む歌手・林部智史の姿を追いかけていました。

 私は発売日に田和山の「スタジオワンダー」まで出かけて、DVD付きの特製盤を購入してきました。店頭には小椋 佳『もういいかい』林部智史『まあだだよ』の2枚のアルバムがセットで販売されていました。DVDにはスタジオライブが収録されています。おまけは特製ポストカードでした。一番印象的だったのは「ラピスラズリの涙」。心を揺さぶり泣かせる歌です。⇒私の解説はコチラです

 その林部さんが、2023年5月27日(土)に『林部智史 嚴島神社 奉納演奏会』第一夜 「古からの美しき調べ」で、古くから大切にされてきた歴史ある世界遺産の嚴島神社の舞台で歌唱する特別なステージを開催しました。和楽器の演奏による美しい調べにのせて、林部さんが心を込めて歌う奉納演奏会 第一夜の模様を、歌謡ポップスチャンネルが生放送でリアルタイム中継してくれました。本来ならば、2020年に開催予定のはずだったこのコンサートですが、新型コロナウィルス蔓延のために中止となっていたライブをリベンジ開催したのです。3年前は一夜限りの公演を予定していましたが、今回は二夜連続で実施。この日は「第一夜」と題して神々しい衣装を身につけ、和楽バンドを背負い、境内に設けられたステージに足を踏み入れました。“泣き歌の貴公子”として人気を集め、これまで叙情歌を歌う公演などを開催し、日本の古き良き歌を紡いできて、今年でデビュー7周年です。「No・1よりオンリーワンな歌手に。世界遺産のように、自分の歌が歌い継がれたらうれしい」と話しています。

 海に臨み、ステージの横をカモメが飛ぶ。自然豊かな厳島神社に、林部さんの“クリスタルボイス”が響きわたりました。公演前まで厚い雲が空を覆っていましたが、林部さんの登場とともに、隙間から光が差し込みました。本殿への参拝を終えてステージに姿を現し「この感動をかみしめて、一曲一曲歌いたい」と吐露。集まった約900人からは温かい拍手が送られました。593年に創建され、1400年以上の歴史があり、1996年に世界文化遺産に登録された厳島神社は、林部さんにとって、思い入れのある場所です。2018年に童謡や日本の歌といった叙情歌の活動を始めた時「いつかここで歌えたら」と願いを込めて参拝しました。2020年には公演の開催が決まったものの、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいます。「やっと歌えることが本当にうれしい」と笑顔を見せました。林部さんは「3年前に中止になったことで厳島神社での歌唱が夢に変わった」と明かし、冒頭で「美しい自然に包まれながら、感動をかみしめて歌わせていただきます」と特別感に身を震わせました。厳島神社の奉納曲として制作された「慈しむ人、美しい人」を初歌唱。同曲の作詞作曲を手がけ、1月に歌手活動を引退した小倉佳さん(79歳)も特別ゲストとしてステージに登場し、「少しは私に愛を下さい」をデュエット。夜空に全14曲を響かせ、観客900人の心に平和の種をまきました。空と海と山と月と星をバックに林部さん。5月19~21日に先進7カ国首脳会談(G7サミット)が広島で開催され、19日に各国首脳が厳島神社を訪問したばかりです。歌手として「僕もこの場所から平和を願いたいです。サミットが1週間前でしたので、平和への願いという点では通じる点がある。死ぬまで歌い継いでいきたい」と、世界遺産の地で固く約束しました。

 安倍晴明の衣装のような神々しい金色の衣装。高舞台に向かって、ゆっくり歩いて行く姿はカッコ良くて、胸がいっぱいになりました。ステージにより彩りが加わって、忘れられない時間になりましたね。尺八と三味線がより際立つコンサートでした。「誰のように生きられず、誰のように生きもせず」この言葉もカッコいいと思いました。まさに、「唯一無二の林部智史であれ!」という、小椋佳さんからの激励の言葉です。

林部智史 厳島神社奉納演奏会
      第一夜~古からの美しき調べ~

あいたい
荒城の月
四季の歌
故郷
あの頃
慈しむ人美しい人
少しは私に愛をください
愛燦燦
孤高の鷹
ラピスラズリの涙
風車
一本の鉛筆
希望
人にあるため

 林部さんが「あの頃」を歌う時、厳島神社の屋根に止まっていた鳥️が曲に合わせてさえずり、一緒に歌っているようでした。鳥️たちにもあの澄みきったいい声が分かるのかな?とても感慨深い、幻想的な光景でした。♥♥♥

 

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