さよなら、一畑百貨店!

▲閉店した「一畑百貨店」

 松江駅前「一畑百貨店」(昭和33年10月開業)が1月14日(日)をもって閉店しました。これで島根県にはデパートが全くなくなってしまいました(山形県、徳島県に続いて3県目)。淋しい限りです。一畑電気鉄道は閉店後の建物を存続あるいは売却する方向で、複数の業者と交渉を続けています。ディスカウント店や家電量販店、医療機関、300円均一ショップなどがテナント候補に上がったとされますが、「話が出ては消え、出ては消える状況」(一畑グループ関係者)といいます。「なかなか一棟で借りてくれるところはない。色んなアイデアを出して、どうやって埋めていくかだ」とのことです。昨年秋、空きビルの低階層1階・2階部分に商店が入って営業をするという報道が流れましたが、これは全くのデマ報道でした。親会社の一畑電鉄は建物を売却する方針ですが、現時点では全く見通しは立っていません。当面は空きビル状態です。ただ、テナントを誘致できても、駅前の活性化につながるかどうかは未知数です。

 私は長年「一畑百貨店」の1階の「資生堂」で男性化粧品を買い求めてきました(タクティックス資生堂メン)。閉店を前にご挨拶に行ってきました。お店の皆さんは全員米子の「高島屋」へ移動されるとのことでした。最後に在庫のあるものだけをいただいて帰りました。これからは米子「高島屋」「天満屋」に来て下さい、とのことでした。160人の従業員さんたちの再就職が心配ですね。

 1階では「一畑百貨店」の65年の歩みを写真で振り返るパネル展示が開催されていました(写真下)。地階の食品階ものぞいてみましたが、ものすごい人だかりができていました。日頃からこれぐらいのお客さんが利用していれば閉店することもなかったろうにねー。1月19日(金)NHKテレビでも、歩みを振り返る特集番組が放映されました。各階にあるクスノキの独特の椅子にまつわる思い出などを取り上げていました。 

 「一畑百貨店」の私の思い出です。地階のエスカレーターを降りた所に、私の大好きな店員さんがおられたケーキ屋さんの「リビドー」があって、そこで「アップル」「ロッド」を買って、真向かいのコーヒー店「UCCメルカード」に立ち寄ります。そこで「ブルーマウンテンコーヒー」を豆から挽いてもらって帰るというのが、お決まりのコースでした。転勤で大田市津和野町に行ってからも、わざわざ、松江まで出てきて、ここのコーヒーを買って帰ったものです(今は直接毎月UCCから送ってもらっています)。店長さんとも仲よくなって、コーヒーにまつわるいろいろな情報を教えてもらったものです。店員さんとの触れあいもデパートの魅力の一つでした。あ、そうそう。その隣にあった「大判屋」さんも美味しかったなあ~。思い出は尽きません。♥♥♥

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