「口内炎」は、頬の内側や歯茎の粘膜などに起こる炎症の総称です。「口内炎」ができると、ご飯が痛くて食べられなくなったりします。ビタミンの不足や疲労、ストレス、物理的な刺激などが原因だと考えられています。放っておいても 数日でよくなることが多いので、基本的には様子を見ることが多いようです。私は教材を作るためにパソコン画面と長時間にらめっこしたり、辞書編集の仕事で、小さな活字を熟読したり、とても小さな文字をゲラに書き込んだりすることが多いので、ちょっと無理をすると、口の中や唇に表面が白くなる「口内炎」がよくできるんです。私の場合は、ちょっと根を詰めたり、食生活で野菜不足になったり、仕事が立て込んで疲れたり、夜更かしをして睡眠不足で生活が不規則になったときによくできるみたいです。何にもせずに放っておいても、だいたい一週間ぐらいすると治るんですが、その間は痛くて物が食べれないし、何を食べても美味しくないので、集中力もそがれてしまいます。憂鬱でいやーな毎日を過ごすことになります。「口内炎」には、子どもの頃からずっと苦しんできたんです。当時は、治るまでずっと放置して我慢をして過ごしていました。
最近は、ご近所のかかりつけの歯医者さん(多田歯科医院)で、「アフタゾロン」(あゆみ製薬株式会社)というステロイド系の塗り薬をいただいて患部に塗っておくと治りが早いことを経験してからは、「口内炎」ができる度に、いつもこのお薬をもらっているんです。この塗り薬は滅茶苦茶効果があって、「あ、口内炎ができ始めているな……」と感じた時には、すぐにこの薬を患部に塗り込みます。たいてい一晩寝ると
治っています。子どもの頃にこんな薬があったらよかったのにと思うことしきりです。ほとんどの場合これですぐによくなるんですが、大きくなっていよいよ痛くて我慢ができないときには、先生にレーザーで焼いてもらいました。光線が当たる度にちくちく痛みます。我慢、我慢。これが終わると、小さくて赤い丸いシールを患部に貼られます。このシールには薬がついているそうで、だんだん溶けて白く変色していく、飲み込んでもオブラートみたいな物だから害はないとのことでした。時間が経つにつれ、赤かったシールがどんどん白くなっていきます。半日ぐらいで真っ白になって剥がれました。そこへ「アフタゾロン」を塗り込みます。アッという間に楽チンになります。翌日にはもう快適な生活に戻っていました。これから「口内炎」の治療はもうこれに限りますね。医学は確実に進歩しています。感謝、感謝です。
<アフタゾロンの塗り方>
1.ティッシュなどで口内炎の水気を取ります。(これが重要!)
2.アフタゾロンを指や綿棒に米粒大から小豆大の大きさに取ります。
3.アフタゾロンを口内炎全体をおおうように塗ります。 [口内炎をアフタゾロンでカバーするイメージ]
4.アフタゾロンを塗った後は30分くらいは飲食を控えます。
5.使用後、アフタゾロンの先端をきれいに拭きとります。(薬が先端で固まる場合があるため)
私の大好きな大ベストセラー作家である故・アーサー・ヘイリー(『ホテル』や『大空港』など企業の内幕暴露小説で有名。教員成り立ての若い頃にのぼせて読んだものです)の長男・スティーブン君(「口内炎」で学校を欠席)が、元気になって学校に登校する際に、先生宛に持たせた「短信」がふるっています。この詩が学校ではアッという間に大評判となり、クラス中に読まれ、職員室では回し読みされて、スティーブン少年は一躍英雄となりました〔笑〕。大作家のやることは違いますね。❤❤❤
第一次大戦のさなか 長き年月
兵士のこらえし数多くの病の中に
不治の病と言われし 耐え難き
歯ぐきの炎症―
今、わが息子は
同じ苦しみと対決せり、
その名を 口内炎と人は言う―
燃えたぎる 歯ぐきにより、この若者は
痛みと必死に戦いつつ
ペニシリンに助けを求めつつ
絶え間なく 軟膏をぬり続け、
ついに回復、仲間のもとへ帰りたもう (加藤タキ訳)
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