「ますたに」のラーメン

◎週末はグルメ情報!!今週はラーメン

 BS-TBSテレビに「郷愁の街角ラーメン」という番組があり、私はその再放送をよく見ています。街角にある古きよき時代の老舗ラーメン屋さんが取り上げられます。先日は、京都で昭和23年創業の名店「ますたに」を特集していました。京都市左京区北白川にある間口の小さな元祖・京都ラーメンと言われる超有名店。私もここのラーメンは大好きなんです。京都には背脂が浮いたラーメンを出すお店が多いんですが、70年以上前から提供しているお店が銀閣寺の近くにあるこの「ますたに」です。住宅地にありながら、お客さんはひっきりなしにやって来る行列のできる名店なんです。こじんまりとした狭小スペースで、座席テーブル席が3つとL字のカウンター席のみです。メニューは基本ラーメンのみ(チャーシュー麺はありますが)。サイドメニューは一切ありません。人気の理由は、見た目と違うあっさりとした鶏ガラ100%の白濁スープ。醬油を合わせた豚背脂スープ。そして京都ラーメンの定番である脇役の「九条ネギ」が、シャキシャキッとして甘い味でラーメンを引き立てます。なんでも三代続く老舗のネギ問屋「前川商店」から仕入れるこだわりようです。麺は細ストレート麺。老舗の香りを感じさせる懐かしい麺です。

▲「伊勢丹デパート」10階の「拉麺小路」

 皆さん、京都でわざわざ銀閣寺の方まで行かなくても、京都駅「ますたに」のラーメンは食べることができます。京都駅「伊勢丹」デパート10階にある「拉麺小路」の奥にその支店があるんです。やはり人気店ですぐに行列になるのは同じです。女性も並んでいます。このお店には本店と違ってこのお店独自の「限定メニュー」があるんです。お店の前の食券販売機で「中華そば」「焼飯」を買って入店します。

 

 最初に「焼飯」がやって来ました。食感はパラパラ加減が良い感じで、味はこれまた懐かしい中華の味です。程良い味付けに、お米の固さ・具材のバランスが優れた家庭的な優しい味わいを感じました。続いて「中華そば」が到着。一口食べて、スープには背脂がたくさん浮いた背脂ちゃっちゃの京都ラーメン。これが長年、京都人に愛されてきたラーメンです。香りも豊かで食欲がそそられます。昔ながらの背脂鶏ガラ醬油のスープです。余計な脂分が抜かれているので、見た目以上にあっさりでコクがたっぷりの味わいです。柔らかめのストレート細麺、スープのコクと塩気がよく絡みます。松江で言うと「太平楽広島で私の好きな「つばめ」「めじろ」「陽気」の懐かしい「中華そば」の味に似ていますね。

 程よい脂とスープの醤油の味が良かった! 麺は細麺で、ねぎとメンマ、チャーシューの絡み具合が最高でした。スルスルと麺がすすみます。手切りで不揃いのねぎがまたいい味を出しています。スープを吸ったねぎはたまらない美味しさ。レアチャーシューをはじめ最近は色んなチャーシューがありますが、ますたに」のチャーシューは、煮豚を薄くスライスした定番のもの。スープ、麺との一体感が実に素晴らしいんです。スープは鶏ガラベースの背脂醤油味です。味・ビジュアル共に、昔ながらの京都中華そばって感じですね。京都の冬は底冷えがするので、特産の「九条ネギ」はシャキッとして独特の甘味が出てきます。「ますたに」の名脇役がこの「九条ネギ」です。美味しい。また来ようっと!♥♥♥

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