英語共通テスト新傾向問題

 来年の新課程の「共通テストリーディング」で新しく取り上げられるはずの新傾向問題を取り上げます。以下に挙げる資料は全て、私が2024年2月10日(土)にラーンズのオンライン講演で取り上げたものです。

 まず第一に、私が「NOT問題」と呼ぶものです。「notなものを選ぶ」「errorを指摘する」「remove(取り除く)ものを選ぶ」これらは全て「NOT問題」です。いずれも今年の「共通テスト」で出題されて受験生を悩ませた問題です。正しいものを一つ選ぶ従来の設問に比べ、正しいものを一つずつ3つ外していかねばなりませんから、余計に時間がかかります。《難問》と言えましょう。これに深入りして最後に時間不足が起こらないように注意が必要です。間違いなく来年も出題されます。

▲全部今年の共通テストに出た新傾向問題

 次に私が「推測問題」と呼んでいるものがあります。今年の「共通テスト」では「most likely~」で設問が導かれていました。implyinfer(暗示する)で導かれる問題もこれに相当します。本文に明確に書かれていないことを、書かれた内容から推測する問題です。解答が直接書かれていないことを推測して読み取るわけですから、当然難しくなります。【第7問】物語文(チョットいい話)で、話から学ばれた教訓を答える問題や、要約したりタイトルを付ける問題もこれに相当します。

 「複数解答問題」もあります。正しい選択肢を2つ選べという問題です。今までもそうでしたが、これは受験生に《難》で、正答率が落ちます。英文をいかに正確に読めているかを問う問題です。

 さらには、書かずに論理的な文章を書かせる【第4問】(文章の論理の構成や展開に配慮して文章を修正する)、話さずにプレゼンを組み立てる【第6問】(自分の立場に立って、自分の意見の理由や根拠を明確に示すために複数の資料を活用して文章のアウトラインを組み立てる)が試作問題」で公開されており、来年の「新課程共通テスト」の目玉問題となります。今行われている各社の模擬試験問題もこれらを含めた【第1問】~【第8問】の8問構成となっています。そして今受験生を一番悩ませているのが、制限時間内に最後までいかないという「80分の壁」です。原因は、①語彙力・文法力不足、②問題形式に慣れていない、③時間配分意識の欠如の三つです。先日実施した「全統模試」で最後まで解き切った生徒が、「前半の問題を25分と決めて、後半に臨んだ。後半は授業で練習した解き方を(ワークシートをヒントに、設問を先読みする等)徹底して乗り切った」と感想を述べていたのが参考になります。♥♥♥

▲第4問に「書かずに書かす」問題

▲第6問に「話さずに話す」問題

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