フジテレビが揺れています(担任した生徒が勤めているので心配しています)。中居正広さんの女性トラブル問題に関して、『週刊文春』は「被害者のX子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」と報道していたものを、その後の取材で「X子さんは中居氏に誘われた」とシラーッと訂正しました。橋本徹氏の厳しい指摘に訂正謝罪となりました。しかしこれは今回の大騒ぎ・糾弾の根幹の部分であり、このような訂正謝罪記事だけですむのかという大きな問題を抱えています。
「センター試験」や「共通テスト」の直後にも、同様なデマが飛び交います。たいていがいい加減なものですから、私は前日には生徒達にそういった情報・報道は見ないように指導しています。昨年もひどかった。あれだけ難しい「リーディング」の試験だったにもかかわらず、予備校の分析では「昨年並み」などとデタラメな情報が流されました。私の所には試験終了後午後6時頃には問題が届けられてすぐに解いて、その後の電話取材に応じるのが毎年のルーティンなんですが、「これは絶対に解けません。問題量が多すぎるし、受験生は最後まで行きませんし、引っかかる問題が多数盛り込まれています」と答えましたが、自己採点のデータが集まるにつれて、各予備校の分析や予想平均点はシラーッと書き換えられていきました。ネット上では実にピント外れな分析も多かったように記憶しています。今年の当日の電話取材では「私の予想通り、去年よりも問題量が激減しており、時間不足という大きな問題はクリアされ、昨年よりも簡単になった。しかし第6問は絶対に解けない。難しすぎる」ということを開口一番話しました。その昔、島根大学会場で試験終了後のテレビインタビューに応じた英語教員が、「生徒は簡単だった、と言っていた」といった報道が夕方のニュースで流れました。その年はセンター試験史上唯一の平均点100点割れ(200点満点)を起こした年であったにもかかわらずです。このように、マスコミやネットや予備校の情報はいい加減なものが多いということを、長年の経験で知っているだけに、注意する様に生徒には呼びかけています。
◆各予備校の平均点予想の推移
【リーディング】
ベネッセ・駿台 59点 → 58点 → 58点
河合塾 59点 → 58点 → 58点
東進ハイ 58点 → 57点 → 57点
【リスニング】
ベネッセ・駿台 64点 → 61点 → 61点
河合塾 63点 → 61点 → 61点
東進ハイ 62点 → 61点 → 61点
自分ですぐに問題を解いて実体感するのに加えて、共通テスト英語の平均点予想に関して、私が長年使っている「指標」は次のようなものです。「大学入試センターから発表される中間平均点速報の第一弾よりも1、2点低いのが最終平均点となる。共通テスト終了直後に最も速く公表される、北九州予備校の山口・九州地区の平均点に+1点したものが、最終平均点になる。」 毎年私は追検証していますが、大学入試センターから今年の最終集計が発表になりましたので、再吟味しておきましょう。ほぼ予想通りになっていますね。こうやって毎年吟味を重ねながら、「経験」を積み上げていくんです。♥♥♥
【リーディング】 中間① 59.65点(中間② 57.87点) →北九州予備校 55.2点→ 最終平均点 57.69点
【リスニング】 中間① 62.91点(中間② 61.44点)→北九州予備校 59.5点→ 最終平均点 61.31点
◎経験は最良の教師である。ただし授業料は高い。 (トーマス・カーライル)
◎賢者は歴史に学ぶ (ビスマルク)
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