キャベッジ大活躍!!

 プロ野球が開幕しました。私の大好きな巨人軍がヤクルトに開幕3連勝で良いスタートを切りました。甲斐、キャベッジ、石川、田中瑛、マルティネスなど新戦力の活躍が目立ちました。今日はその中でも特に活躍が光った新助っ人、トレイ・キャベッジ外野手(27歳=米国 推定年俸2億)を取り上げます。今季開幕戦となった3月28日のヤクルト戦(東京D)で「2番・右翼」に入って先発出場。来日1号2ランを含む3安打2打点と大活躍し、チームの大逆転勝利に大きな貢献をしました。1回の第一打席で右中間フェンス直撃の二塁打を放ちいきなり存在感を示しました。5回の第3打席ではまたも左中間に二塁打。そして、0-5で迎えた8回には来日1号となる2ランを右翼スタンド中段へ叩き込みました。流れが変わります。ここから巨人は反撃を開始し、9回に一挙3点取って追いつくと、延長10回に若林がサヨナラ打を放ちサヨナラ勝ちを収めました。

 試合後、お立ち台に上がったキャベッジ「本当に興奮した気持ちで開幕を迎えました。神様に感謝したいと思います。そして、なによりチームが勝ったので、それが一番うれしいです」と笑顔。記念球については「父親に渡したい。今までも節目のヒットの度に記念球は父親に渡してきましたので今回も同じように父に渡したいというふうに思います」と声を弾ませていた。開幕前日に阿部監督「キーマンはキャベッジになる。そこが一番だと思うよ」と挙げていました。今日これだけの大活躍で監督もベンチですごく嬉しそうでした。「そうですね。そう言っていただけることは非常に嬉しいですし、今日みたいな活躍をこれからもしていきたい。ただ、誰がキーマンとかそういうことよりは、みんながカバーし合って、1人1人が自分の役割をしっかりと果たして、で、その先にリーグ優勝と日本一があるというふうに思ってますので、これからもそういう意識で助け合いつつシーズンを送っていきたいと思います」 開幕戦の日の朝には 「特にやってるルーティンはないんですけれども、今朝に関してはメジャーの開幕戦がテレビでやってたんでそれをゆっくり見ながら朝食をとって、朝のコーヒーを飲んだって感じです」

 第2戦でも右中間へ2戦連続で3ランホームランを放ち、試合を決定づけました。球団の新外国人の開幕2戦連発は球団初の快挙です。第3戦でもツーベースヒットを放っています。

 不振だったオープン戦とはまるで別人のようです。出場14試合で、打率2割1分4厘(42打数9安打)、0本塁打、3打点と全く振るいませんでした。日本の投手とタイミングが合わず、直球には差し込まれ、変化球には体勢をを崩されていました。特に三振が44打席で14個(約32%)と非常に多かったのです。オープン戦では何でもかんでも力任せに振りにいっている印象でしたが、開幕してからはコンパクトに振り始め、お陰で軸がぶれずにバットが素直に出ていました。オープン戦と比べると、スイングにキレが出てきたみたいです。幸先の良いスタートを切りましたね。今後が楽しみです。

 “変身”のきっかけの1つは、打順にもありそうです。キャベッジは今月中旬まで5番を打つことが多かったが結果が出ず、オープン戦期間終盤には7番、6番、1番などで起用されました。巨人打線の課題は、主砲・岡本和真内野手の後ろの5番を誰に任せるか。ここに調子のいい打者を置けば、岡本と勝負してもらえるケースが増えますから。もし、キャベッジがオープン戦でそこそこの数字を残していたら、5番で開幕を迎えていたことだったと思います。状態が良くなかったので、他の選手の中で誰が5番に適任かを考えた時、オープン戦で2番を打っていたエリエ・ヘルナンデス外野手という答えになり、入れ替えたのだと思います。結果的に、これがハマりました。『自由に打て。チャンスを広げろ』と。そこからのスタートが、少し気を楽にしたのかもしれません。メジャーでは近年、最強打者を2番に置くことが多いので、そういう意味でも、キャベッジは決して悪い気分ではなかったと思います。超攻撃的2番です。

 2015年のMLBドラフト4巡目(全体110位)でミネソタ・ツインズから指名され、プロ入りしました。エンゼルス傘下の3Aに在籍した2023年は、打率3割、30本塁打、30盗塁以上を記録する「トリプルスリー」を達成した好打者でした。吉村禎章編成本部長兼国際部長は、2年前から彼のプレーを見て注目していたといいます。

 この27歳は手を抜きません。全体練習前に早出して打ち込んできました。開幕日もチームで一番早くバットを振り始めました。そうした努力が結果に結びついています。足も速く、試合となればヘッドスライディングも厭わずユニホームは真っ黒です。コーチたちもみな口を揃えて「真面目だ」と語ります。昨年開幕を待たずに退団していったプライドの塊のような日本を見下した助っ人とはえらい違いです。

 丸佳浩外野手が故障で開幕1軍メンバーから離脱しましたが、「1番・左翼」で出場した若林楽人外野手も、サヨナラ打を含め6打数4安打2打点。阿部慎之助監督が抜擢した1、2番コンビが見事に功を奏しました。抜擢の妙でしょう。振り返ってみるに、巨人打線は昨季、打棒を振るっていたヘルナンデスが8月に左手首を骨折し戦列を離れると、3番の吉川尚輝内野手(最終盤で離脱)と4番岡本頼みとなり得点力がグッと落ちました。その点、今季は周りでフォローできる態勢が整っていると感じます。覚醒した新助っ人が2025年の巨人打線を牽引するかどうか期待したいと思います。評論家の村田真一さんが「キャベッジ、オレはかならず打つと思ってるよ」と予言していたのを思い出しました。慧眼です。♥♥♥

▲松江大橋南詰の桜

▲千手院のしだれ桜

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