アンバサ

◎週末はグルメ情報!!今週はドリンク

 米子に通う早朝は、必ず松江駅前のローソンでスポーツ新聞を買います。今朝も新聞を買おうと思って立ち寄った所、レジの真ん前に非常に懐かしいものがズラーッと壮観に並んでいるのを見つけました。「アンバサ」という炭酸飲料です。私も若い頃はよく買って飲んでいましたが、最近ではスーパーでも全く見かけなくなったなあ、と感じていたドリンクです。ローソン限定のレトロファンタ第2弾の発売だそうです。宣伝には「懐かしのアンバサがファンタとコラボ!?よく分からんけど飲んでみよ スッキリハジけるっ!!!」とあります。「アンバサ」は、まろやかで甘酸っぱい乳性の味わいと心地よい炭酸の刺激が特徴です。「ファンタ ホワイトグレープ&アンバサ」(172円)は、爽やかでフルーティーなホワイトグレープをほんのり加え、“懐かしいのに新しい”ドリンクに仕上げています。多くの人の記憶に残る懐かしのドリンク「アンバサ」が、この度コラボドリンクとしてローソンで発売されました。ネット上では、「懐かしいもの見つけました」「ついに来たか…」「今飲んでもやっぱり美味しいなぁ」「懐かしすぎて即買い」と、すでに購入した人や待ち望んでいた人たちからの喜びの声で溢れています。早速購入して飲んでみました。あ~、そうそう、この味、この味だ!

 昭和56年(1982年)から全国販売された懐かし飲料の「アンバサ」が、ファンタブランドから、ローソン限定で、コラボドリンクとして戻ってきました。ホワイトグレープ・フレーバーの味わいは、「懐かしいのに新しい」レトロな親愛感を感じさせてくれます。「アンバサ」の甘酸っぱい乳性の味わいの中に、ほんのりホワイトグレープを感じる爽やかでフルーティな味わいです。ペットボトルを開けた瞬間に、乳性飲料ならではのマイルドな甘酸っぱい香りが広がります。炭酸は強すぎず、心地よい程度の微炭酸で、乳性の味わいも相まってやさしい印象です。やさしい甘さであと味すっきりの、想像以上にやさしい甘さに癒されます。ホワイトグレープのフルーティさもほのかに感じますが、乳性の味わいがメインですね。暑い時期に嬉しいすっきりとした飲み口でごくごくと飲めてしまいます。どこか懐かしさと新しさを同時に感じることができるドリンクで、その味わいはまるで青春そのもの。はじけてあふれる、サマーサイダーのような爽やかさを楽しむことができます。

 販売終了になったという説が流れるほどついぞ見かけることのなかったンバサ」ですが、販売終了でもなく製造を終えたわけでもなく、販売地域を限定して今もなお製造販売は続けられています。「アンバサ」は2000年の復刻ブームが始まって以降、何度か復刻デザインの商品が販売されました。最近では2020年8月に、復刻デザインの「アンバササワーホワイト」を発売しています。何度も復刻しているのは、それだけまた飲みたいと思う多くのファンがいるからなのですが、拡大に至らなかった背景には、他の商品に対抗できなかったことが理由にあるのでしょう。もともと「アンバサ」は同じ乳酸菌系のドリンクである「カルピスソーダ」「スコール」に対抗するために販売されましたが、思うように販売数が伸びず、2015年以降はコカ・コーラ社が他商品である「スコール」を受託販売するようになったのです。乳酸菌の炭酸飲料といえば、「アンバサ」よりも「カルピスソーダ」「スコール」を思い浮かべる人が多いのかもしれません。「アンバサ」「全体的に弱い味で何か物足りない」との声もありますが、一方では優しい味と強すぎない炭酸が飲みやすいとの声もあります。ふとした時に懐かしく感じる「アンバサ」は、まだまだ完全に販売終了にするのはもったいないと感じているのは私だけではないでしょう。

 かつてはコンビニやスーパーで当たり前のように見かけた「アンバサ」ですが、2015年頃を境に多くの地域から姿を消しました。コカ・コーラ社としては、商品のラインナップ整理が進められており、売上の少ない商品を徐々に縮小する方針だったようです。近年では、健康志向の高まりや炭酸離れの影響もあり、乳性炭酸というニッチなジャンルは厳しくなっていたんですね。また、若い世代の間では「知らない飲み物」になっていたことも大きいでしょう。表向きの理由としては「需要の減少」「商品整理」などですが、もう少し深掘りすると興味深い背景が見えてきます。たとえば、かつて乳性炭酸飲料の分野は競合が多く、特に「カルピスソーダ」「スコール」が強力なライバルでした。「アンバサ」「マイルドな味と適度な炭酸」で差別化を図っていましたが、カルピスブランドの圧倒的な知名度には歯が立たなかったという面もあります。さらに、販促や宣伝広告も少なかったため、「存在を知られていなかった世代」が増えていったんですね。その結果、新しいファンが育たず、自然と姿を消していったという流れです。

 2021年以降、「アンバサ」「Qoo」ブランドと統合され、「アンバサ サワーホワイト FROM Qoo」という名前で新たに展開されました。この流れには、「若年層へのリブランディング」が狙いとしてあるようです。見た目はポップで親しみやすいQooの世界観に寄せつつ、味はあの「アンバサ」のまま。つまり「知らない世代にも飲んでほしい」という想いが込められているんですね。でも、これに気づかず「アンバサ無い!」と嘆く人も多いのが現状。味はしっかりとあのままなので、見かけたらぜひトライしてみてくださいね。♥♥♥

▲懐かしさでいっぱいになりました!

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