第一旭

◎週末はグルメ情報!!今週はラーメン

▲米子高島屋の特設会場

 米子高島屋で開催されている「第6回大京都展」(9月3日~9日)の5階特設イートイン会場に京都の名店ラーメン「本家第一旭」(ほんけだいいちあさひ)がやって来ていたので、最終日前日に行ってきました。京都駅から徒歩数分の場所に位置する「第一旭 本店」は、創業1947年の歴史ある人気ラーメン店です。観光都市・京都の玄関口にありながら、地元民の日常にも深く根づいているという珍しい存在で、長年愛され続けてきました。「京都たかばし 本家 第一旭」は、京都ラーメンの老舗で、創業昭和22年、60年以上の歴史を持ったお店です。すぐお隣が「新福菜館」(しんぷくさいかん)というこれまた有名なラーメン屋さんです(1938年創業)。お互いに長い間切磋琢磨し続ける関係ですね。二軒も有名な美味しいラーメン屋が隣り合わせに並んでいるなんて聞いたことがありません。ラーメンの味は一種類だけで、味に絶対の自信がないとなかなかできないことですよね。この潔さはすごいものです。

 「本家 第一旭」の特徴は、シンプルながらも完成度の高いラーメンにあります。昔ながらのラーメンの味を守りつつ、日々変化する食文化の中で進化を続ける姿勢が、多くのファンの心をつかんでいるのです。店構えは派手さを抑えた落ち着いた雰囲気で、観光客だけでなく地元の常連さんたちも多く訪れます。そのため、観光シーズンでなくても開店直後から行列ができることも少なくありません。こうした背景が、老舗の風格とともに、「京都を代表するラーメン店」という立ち位置を確かなものにしているのです。私も9年前に、朝早くから行列に並んで食べてきました(写真下)。

dsc00806 「第一旭」の開店時間はなんと朝6時。まだ街が目覚める前から、暖簾をくぐるお客さんの姿が絶えません。もともと京都は観光地としても知られ、早朝からの移動やスケジュールに合わせて動く人も多い土地です。そんな人々にとって、手早く美味しくエネルギーをチャージできる場所として、「第一旭」は重宝されてきました。さらに、「第一旭」のラーメンは、朝食でも重たく感じにくいよう絶妙に調整されています。動物系スープをベースにしながらも、後味はスッキリしており、胃に優しい仕上がりです。だからこそ、早朝でも多くの人が列をなしてでも食べたくなるのです。このように、「第一旭」の朝ラーは単なる営業時間の早さではなく、地元のライフスタイルと観光客のニーズが融合した“文化”として確立されています。

 「第一旭」は、地元京都の人々から長年支持されているだけでなく、外国人観光客にも非常に高い人気を誇るラーメン店です。その理由の一つが、早朝から営業しているという圧倒的な利便性です。さらに、お店には英語メニューが用意されており、海外からの旅行者でもスムーズに注文が可能です。クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済にも対応しており、現金を持ち歩かない旅行者にとって安心できる環境が整っています。また、近年ではSNSの影響も大きく、インスタグラムやYouTubeで「KYOTO RAMEN」や「MORNING NOODLES」といったハッシュタグで「第一旭」が紹介されることも増えています。

◎スープ:豚骨×鶏ガラの深いコク

動物系の旨味がしっかりと感じられるにもかかわらず、飲み口は割とあっさりとしており、後味に重たさが残りません。スープの色は薄く、少し脂が浮いています。クセになるうまさです。一説によると、このスープは豚骨でダシをとっているとのこと。白く濁る前の旨味だけが出ているほんの一瞬にだけ取れる清湯(チンタン)スープを使っているため、豚骨の臭みがないらしい。マジか?

◎麺:中細のストレートの絶妙な食感

歯切れが良く、ほどよいコシがありながら、スープをしっかりと絡めてくれる自家製麺です。

◎チャーシュー:ボリュームと旨味

薄くスライスされたチャーシューは、たくさん入っており、柔らかく煮込まれて、噛んだ瞬間に肉の旨味がじゅわーっと広がります。チャーシューは2回出産を経験した、体重120kg程度の雌豚(「中大貫」と呼ばれます)を使用しています。豚肉は普通、若い豚を使用しますが、それでは脂肪が多めで、スープに濁りが生じます。澄んだ醤油味のスープに良く合い、かといって「大貫豚」ほど大味にならない、そのために選んだのが「中大貫」です。国産豚ですが、近年では市場にほとんど出回らない「こだわりの品」です。

◎トッピングのこだわり

大好きな九条ネギやもやしなど、たっぷり乗っており、シンプルながら丁寧に仕込まれた具材が、全体のバランスを絶妙に仕上げています。

▲高島屋の特設会場

 朝からでも食べられる優しい味わいで、脂や塩分のバランスが絶妙で、目覚めてすぐの胃にもすんなり収まる設計です。お昼時はお客さんでいっぱいだと聞き、午後の遅い時間帯にお邪魔したところ、空いていました。高島屋のイートイン特設会場で、この「ラーメン」「チャーハン」をいただきました。

▲9年ぶりに懐かしい味でした

 大好きな九条ネギもたっぷりと乗っています。それぞれの素材は個性が強くありません。だからこそ長く愛される味になっているのでしょう。ラーメン全体のお味は、私の大好きな広島「すずめ」「つばめ松江「太平楽」の中華そばを彷彿させる、あっさりした昔ながらのラーメンでした。確かに美味しい!

 しかし、一体なぜ今回、期間限定での米子オープンが実現したのでしょうか?鳥取県米子市鳥取大学医学部の近くには、約20年前まで営業していた人気ラーメン店「第一旭」がありました。関西で大きな人気を誇る有名店「第一旭」と同じ名前を持つ店です。なぜ有名店と同じ名前だったのか?2つの店には大きなつながりがあったことが分かりました。米子に店を構えていたのは、「本家第一旭本店」の初代当主の息子で長男の大森高男さん(88歳)でした。

 大森さんは市内で鮮魚店や生協での仕事を経験。その後、仕事を辞めると、1970年頃に現在の鳥取大学医学部の近くに「第一旭」を開業しました。実はその際、創業者である父が内緒でラーメン修業をしてくれたそうです。米子の「第一旭」は人気店となり、多い時には店内がすし詰め状態になることもありました。1日に100人以上の来店もあったという人気店でしたが、2002年頃、店の前の県道の拡張工事が行われました。そのため店を移転しなければならなくなり、そのタイミングで閉店を決めたそうです。私もぜひ食べてみたかったですね。♥♥♥

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