三菱鉛筆ZENTO

 三菱鉛筆から昨年2月になって新発売された「uniball ZENTO」(ユニボールゼント)は、シンプルで上質なデザインと、新感覚のスイスイとした書き心地を特長とする水性ボールペンです。油性ゲルときて、今度は水性ボールペンも大きく進化するのか!と、文房具好きをワクワクさせてくれた製品です。デジタル化した現代社会において、「書く」体験の格段な向上による文字があふれるような書き心地が、毎日忙しくストレスも多い中で自分と向き合う時間を大切にしたいユーザーに、新たな価値と「気持ちがととのう」心地よいひと時を提供してくれます。北米市場での先行デビューを経て、今回、国内市場でも新たな筆記カテゴリを創出するべく販売が開始されました。

 「uniball ZENTO」(三菱鉛筆)は、従来の水性インクの伸びやかな書き心地をそのままに、にじみや速乾性を改良した新開発の水性インクを搭載しています。クッション成分となるPOA界面活性剤を配合する等、筆記時のストレスを大幅に軽減し、新感覚のすいすいとした書き心地を実現しました。また、シンプルでありながら上質なデザインは、生活空間に自然に溶け込み、使う人に「自分にとっての1本」を見つける楽しさを提供しています。以下は「文房具の八ちゃん」による、このボールペンのレポートです。

 「uniball ZENTO」は、新感覚のスイスイとした書き味を体感できる、以下のような4種類の異なるモデルで展開しています。「個々のライフスタイルに対応するためには、いろんなモデルを出した方がいい」と考えたためです。

1.Signature model(シグニチャーモデル)(3,300円): 「書く」瞬間に完成するカタチ。マグネット式キャップを軸本体からカチリと引き抜く瞬間は、「書く」に向き合う前のひと呼吸。キャップを逆に挿すとき、やわらかい書き心地を最大限味わうための姿が完成されます。キャップを尻軸に装着した状態でも胴軸とキャップのラインがつながる短めのボディとマグネットでカチッととまる感覚が最高に気持ちがいいです。「ゼント」の書き味を最大限味わえる高級モデルです。

2.Flow model(フローモデル)(1,100円): 手のひらに私のこだわりアルマイト塗装を施したアルミ製のグリップと軸色に合わせた可動式カラークリップ。適度な重量感が流れるような書き心地を生み出します。さりげなくただ確かに、あなたのこだわりを体現する1本です。前󠄂軸が金属製で、低重心と高級感を表現しています。ペンをポケットに挿した時に映えるよう、クリップに軸色と同じ色を塗装しているのもポイントです。

3.Standard model(スタンダードモデル)(275円):“今”に合う色を選ぶ楽しみ。“時や場所” “気分やこころの声”に沿って選ぶ自分の色。指や手が当たる場所を広くカバーするロングラバーグリップで、好きな所で握りやすく安定した書き心地をもたらします。軸の素材には再生材を使用しています。「ユニボールワン」に準じる令和デザインの標準形で実用充分なラバーグリップです。

4.Basic model(ベーシックモデル)(275円):基本のインク色。さまざまな場面で広く使われる、黒・赤・青の3色のインク色を揃えました。色の識別性を高めたミニマルな外観でどんな場面にも自然となじみます。筆記時のブレを軽減したほか、手が痛くなりにくいノックボタンの採用など、使用時のストレスを軽減するためのさまざまな工夫がされています。

上段左から『uniball ZENTO Signature model』
シルバー、メタリックブラック
『uniball ZENTO Flow model』
フローライト、アガット、ジェード、ヘマタイト
下段左から『uniball ZENTO Standard model』
ラベンダー、クラウド、アドビ、シー、ミスト、コースタル、アイボリー、カナリア
『uniball ZENTO Basic model』
黒、赤、青

 リフィルは各132円で、ノック式、キャップ式のどちらにも搭載可能なリフィルを0.38mmと0.5mmの各々に黒・赤・青インクで用意しています。交換時に品番が確認しやすいようにと、文字の視認性を高めた表記も施しています。インク色はベーシックモデル(黒・赤・青)以外は全て黒です。

 「uniball ZENTO」は、2019年から6年もの歳月をかけて開発チームが本気で挑戦した、新感覚の次世代水性ボールペンです。日本の売り場で存在感を失いつつある水性ボールペンの復活とも言えるような、革命的な一本となっています。デジタル化した社会だからこそあえて「書く」ことを追求した、最初から最後まですいすいなめらかな書き心地です。ストレスや目まぐるしい変化の中で、「書く」を通じて「気持ちがととのう」時間を大切にしていただきたいという思いをカタチにすべく開発したとのこと。

 三菱鉛筆は、創業150年を迎える2036年に向けて、「世界一の表現革新カンパニー」になることを「ありたい姿2036(長期ビジョン)」として掲げ、商品・技術・ブランドを通じて「新しい筆記具の市場カテゴリ」を創り出すことを目標としています。従来、油性ボールペン市場においては、“なめらか油性”ボールペン「JETSTREAM(ジェットストリーム)」、シャープ市場においては、“芯が太らない”シャープ「KURUTOGA(クルトガ)」を開発・展開する等、それまでになかった新しい技術、筆記体験、世界観を提案し、好評を博しています。今回も「uniball ZENTO」の立ち上げにより、“新感覚 すいすい水性”ボールペンを創造しました。この「uniball ZENTO」を通じて、筆記具市場のさらなる活性化につなげることを目指しています。最大の特長である新感覚の“すいすい”とした書き味について、事前調査を行い、多くのユーザーにとって、価値を感じてもらえるインクであることを確認しています。

 海外ではすでに先行販売中で、購入された方々からもご好評の声をいただいているそうです。「ベーシックモデル」はその名の通り基本的なモデルになります。デザインは「スタンダードモデル」と同じで、グリップ部にはラバーが使われています。滑りにくくとても握りやすいですね。

 ZENTOインクには黒、赤、青の3色があり、そのインクカラーに合わせて、「ベーシックモデル」は軸も3種類あります。淡いパステルカラーで柔らかい印象ですね。「スタンダードモデル」のような凝ったネーミングはついておらず、軸のカラーは基本の3色に抑えられています。ノック部分上部にもインクカラーに合わせたカラー表示があるので、ひと目で何色のインクが入っているかが分かりやすくなっていますね。黒、赤、青それぞれ購入初期に装填しているボールサイズは0.38mm0.5mmの2種類があり、同じインクカラーだと軸の色も同じなので、購入する際は自分の欲しいボールサイズかどうかをしっかりと確認してください。使われている素材は「スタンダードモデル」と同じく再生PP樹脂、再生ABS樹脂です。「ベーシックモデル」を買っても環境保全に寄与できますね。値段も「スタンダードモデル」と同じく税込定価275円です。凝ったネーミングでおしゃれなのは「スタンダードモデル」ですが、インクカラーが識別しやすく実用的なのは「ベーシックモデル」かなと思います。

 発売後の反響は、予想を大幅に上回るものだったと担当者は言います。「チャレンジングな企画だったので、受け入れてもらえるか心配だったのですが、いろんな人に手に取ってもらうことができ、新しい価値を提供できたのではと思います。この書き心地をぜひ味わっていただき、“心地よい”と思ってもらえたら嬉しいです」♥♥♥

▲4種類の「Uniball ZENTO」

カテゴリー: 文房具 パーマリンク

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