山頭火しおラーメン

◎週末はグルメ情報!!今週はラーメン

 米子・天満屋で開催されていた「北海道展」に、あの有名な「山頭火」(さんとうか)のラーメンが出店していると聞き、早速出かけてきました。看板商品の「しおらーめん」(1,100円)をいただきましたが、クリーミーなスープがとても美味しく懐かしい味でした。午後2時頃にお邪魔したのですが、狭い会場が満席でにぎわっていました。全てセルフで、番号を呼ばれたら取りに行って、食べ終わったら戻しに行きます。昔、博多で食べたことがあったのですが、その時はあまり印象に残らなかったのですが(その時は「しょうゆらーめん」だったかも…)、舌が変化したからでしょうか、なかなかいい味をしていました。

 「らーめん山頭火」は、1988年に旭川市内の中心部・緑橋通りにオープンしました。オープン当初はわずかカウンター席9席のみ、メニューは「しおらーめん」だけでした。初めはお客さんが少なかったお店も、美味しい味わいが人づてに広がり、行列のできるお店に変貌していきます。2006年に当初お店のあった場所からJR旭川駅の近くへ移転し、今も変わらず人気のお店です。

 「らーめん山頭火」の創業者は、現在会長の畠中 仁さんです。他店で修業することなく、「家族がおいしい!といってくれるラーメンを作りたい」という思いでラーメンを作り上げてきました。いまは二代目社長の畠中 宙(はたなかおき)さんがお父さんの味と思いをつないでいます。「父は、飲食店で修業経験がない人です。だからこそできた山頭火の味わいでしょう。当時はラーメンを作ることに賭けていたのだと思います」と二代目社長、畠中さん。畠中さんは、幼いころから料理をすることが好きで、お菓子作りや夕食作りの手伝いをしてきました。料理をすることが生活の一部であり、自然なことだったのだとか。小学生のころからお店に入り、洗い物からスタートし、ラーメン作りにも携わりました。中学生のころには厨房にも立ち、お客さんにラーメンを提供していたのだそうです。「子どものころは、生活が大変厳しいものでした。父は食材を無駄にすることなく大切に使っていましたね。いま思えば、ラーメンを作るという仕事に対して“やりきっていたんだな”と思います」毎日「これでいいのかな?」という探求心が更なる味わいの向上につながります。「怠けないで技術の向上を目指して日々研究しています」畠中さん。日本国中、世界中に多くのお店を展開する人気店でありながら、甘んじない心意気と、ラーメンやお客様に対する謙虚な姿が伝わってきます。「いまあるメニューを常に研究し、お客様においしいものをお出ししています。それが伝わるとうれしいですね!」

旭川 らーめん山頭火

 「山頭火」はその後、「しおらーめん」の他にも「しょうゆらーめん」「みそらーめん」と、メニューを増やしていきました。「しおらーめん」はもちろん、「しょうゆらーめん」「みそらーめん」も大人気のメニューで、ファンの舌と心をしっかりつかんでいるのが分かります。

 「紅をさした色白で細身の女性」をイメージした山頭火「しおらーめん」は、最後の一滴まで飲める白濁の豚骨スープが自慢です。旨味と香り、やさしい味わいが際立った一杯です。具はチャーシュー、メンマ、ネギ、キクラゲ、梅干、ナルト、ごまです。なんてまろやかな塩ラーメンなんだ!

らーめん山頭火、逆にインスタント麺の質の凄さを思い知りました。

 スープは豚骨ベースです。あっさりと言えばあっさりなんですけど、塩ラーメンとしてはコッテリでしょうか。コッテリなんですけどクドさは感じません。クリーミーで非常にコクがあり、なめらかな濃厚スープです。意外と麺量は多く低加水の縮れ細麺です。細めでツルッと食べられてプツプツ食感です。ドンブリは小ぶりですが、ボウル状の形ですので意外と量は入っています。並盛りでも量は意外に多めです。メンマも良い感じ。太めのメンマが数本入っています。味付けは薄めですが、シャキシャキ食感で美味しいです。トロットロの厚めの豚バラ肉チャーシューが2枚です。柔らかく煮込んでありました。具のクオリティーも高いですね。

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 特筆すべきこととして、山頭火「しおらーめん」には1個梅干しが入っています。このラーメンには異例の梅干しの酸味でスープがひき締まります。チャーシュー、メンマ、なると、きくらげ、ネギ、梅干し、ゴマ・・・。美しすぎて、どう表現してよいのかが分かりません。きくらげを絡めながらコリコリの食感を楽しみます。なるとはノスタルジックな雰囲気を演出しています。濃厚具合がほどよいので、濃厚だけれど後味はあっさりとしていますね。豚骨ラーメンなのに、全くくどくないです。


先日スーパー「まるごう」に立ち寄ったら、チルド麺の「菊水 らーめん山頭火 旭川とんこつ塩」(2人前)という商品を見つけました(写真上)。スープを吸い取った四角麺は味が染みこみ非常に美味しいです。スープはコクがありながらも甘めの豚骨スープ。非常に飲みやすくてすっきりしています。インスタントラーメンにありがちな化学調味料の味や香りは一切せず、お店で食べるラーメンに近い感覚です。やや豚骨のコクが弱いですが、チルドラーメンとしては充分合格点といえるスープです。スープと麺の相性も良く、非常に満足できる一品でした。♥♥♥

▲再現度は高いラーメンでした

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