頑張れ!吉川尚輝選手

 巨人の吉川尚輝(よしかわなおき)内野手(31歳)が心配です。昨年の10月東京都内の病院で「両側関節鏡視下股関節唇形成術」を終えたと発表しました。10月20日に同病院で右股関節の手術を、27日に左股関節の手術を受けました。退院後は、ジャイアンツ球場でリハビリを積んでいます。果たして開幕に間に合うのでしょうか?

 昨季は開幕から3番を担い、岡本和真内野手(29歳)がケガで離脱した期間には4番も任されました。7月31日に腰痛で登録を抹消され、8月22日に1軍復帰。9月14日には右脇腹痛で再び登録抹消となり、CSファーストステージDeNA戦で復帰しました。レギュラーシーズンは107試合の出場で、打率2割7分7厘、3本塁打、32打点でした。広い守備範囲、まるで忍者のような身のこなし、あの華麗な守備職人の超美技の数々は巨人には欠くことのできない貴重な戦力です。

 両股関節の手術からの復帰を目指す今の思いを激白しました。キャンプは都城で故障班スタートとなり、若手とともに汗を流す日々です。3月27日の阪神との開幕戦に照準を合わせ、自分の体と向き合いながら、焦ることなく確実に一歩一歩進んでいるとのことです。気温が5度にも満たず、冷たい風が吹きつける都城「さぁ行こう!」。寒さを感じさせない、31歳を迎えたばかりの吉川選手の元気なかけ声とともに練習がスタートしました。両股関節手術からの復帰を目指して過ごすキャンプ。あくまで開幕をにらみながら、リハビリに取り組んでいます。 「そこ(開幕)を目指してやっている感じです。ただ、まだどうなるか分からないし、場所が場所だから手術もあんまり(アスリートでは)前例がない。はたから見たら『動けてるじゃん!』って思うかもしれないけど、自分のペースでトレーナーの方と一緒にやっていきたい。焦りたいけど、焦らず頑張りたい」 1月の時点では軽いダッシュとキャッチボール、通常よりも速度を落としたマシンのボールを打つ程度でした。今はマシン打撃のスイングにも力強さが増し、ノックにも参加するなどステップを踏めています。「『少し(患部の)調子悪いです』とか意見を言ったり、メニューが変わることもある。それでもちょっとずつ動けてきている。少しずつ強度を上げながらできている」 イメージと動きを一致させるのは、簡単な作業ではありません。 「打撃練習は思いっきり下半身を使ってとか、まだトレーニングが足りていない部分がある。当てて打つ分にはいいという感じ。守備もいろんな動きがある。正面で捕るのは全然大丈夫だけど、今は人工芝ですけど、土(のグラウンド)とかいろいろ段階を踏んでいかないといけない」3軍の若手育成選手らと過ごすキャンプでは、円陣で言葉をかけたり、スローイングのアドバイスをしたり。1軍にいては見えないこともあります。「普段関わったり、しゃべることがない選手も多いから新鮮。(3軍では)目標が見えづらくなることも多いと思うんですけど、その中でやらないといけないと思ってやってると思うし、一人でも多く支配下、チームの戦力になってくれたらいい。みんな頑張ってるし、僕も頑張るし」 新しい1年の抱負を聞くと、明るい声を響かせました。「頑張ります、本当に!」

 私も3年前に右股関節の手術を受けた経験があるので、吉川選手の辛い気持ちがよく分かります。手術をする前は、約一年間傷みをこらえて痛み止めを服用しながら生活をしていました。それでも学校に迷惑はかけられないと、整形外科に通いながら我慢をしていました。痛くてお風呂の浴槽をまたいで湯船に入ることができません。痛みのために靴下も履くことができませんでした(寒かった!)。それでも松江北高補習科勝田ケ丘志学館の授業をこなしていました。松江駅構内を歩くのが、特に階段の上り下りが辛かったです。二次試験対策が終わったら3月に手術をしましょう、と日赤の先生と打ち合わせていましたが、あまりの痛みでもう限界です。1ヶ月ほどお休みをいただいて、12月の上旬に手術をすることが決まりました。「回復が早い人だと二週間で退院する人もいます」という先生の言葉を信じて、リハビリを頑張るつもりでした。無事に手術は終わりましたが、右足は全く動きません。全く動くことができないので、おむつの生活で、食事も起き上がって食べることができませんでした。手術の翌日(!)からは毎日理学療法士さんと作業療法士さんのリハビリがそれぞれ30分ずつ。1日も早く復帰したいとリハビリを頑張りましたが、思うようには足が動きません。クリスマス、お正月を病室で迎えることになります。この年は大豪雪で病室から真っ白に染まった松江の街をボーッと眺めて過ごしていました。先生にお願いして、何とか「共通テスト」の前に退院させてもらいたいと懇願し、年が明けて先生のテストを受けて、病院の廊下を真っ直ぐに歩くことができたら退院させてあげようということになりました。必死で歩いて1月7日に何とか退院することができました。「共通テスト」前に数時間授業をすることができましたが、まだ松葉杖の生活で、ここから半年間毎週一度市内の山口整形外科にリハビリに通うことになります。それでも歩く時のあの鋭い痛みからは解放されたので夢のようでした。お風呂にも快適に入ることが出来るようになったのが一番の喜びでした。普通の生活に戻れたのは約一年後だったでしょうか。自分もそんな経験をしているだけに、吉川尚輝選手の苦しみがよく分かります。私の場合は片脚でしたが、彼は左右両足を手術しています。昨季はどれほどの痛みに耐えてプレーしていたかが想像できます。今もどのくらい辛いかが実感されます。頑張れ!吉川選手♥♥♥

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