ばけばけドラマ館

▲会場の松江市役所

 松江ゆかりの文豪・小泉八雲と妻・セツを題材にしたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」、その世界観を再現した「ウラメシ、スバラシ、天国長屋の世界 連続テレビ小説『ばけばけ』ドラマ館」松江市役所1階の「多目的スペース」に5月17日にオープンしました。初日は、記念セレモニーとトークショーが行われ、出雲市出身の映画監督、錦織良成さんが司会を務め、ヒロインの親友・野津サワ役を演じた俳優の円井わんさんや上定昭仁市長が開館を祝いました。ヒロイン・松野トキが暮らした「天国長屋」など、作中に登場した建物が忠実に再現されています。

 今年3月までNHKで全国放送されていた小泉八雲と妻・セツを題材にしたドラマ「ばけばけ」。観光への波及効果を持続させようと、松江市がこの展示施設を整備しました。地元銀行など3社(山陰合同銀行・山陰ケーブルビジョン・さんいん中央テレビ)が観光振興を目的に寄贈しました。会場には再現セットや、撮影で使用された衣装や小道具が展示されています。撮影セットの図面を取り寄せ、主人公の松野トキら松野家が暮らした「天国長屋」や共同井戸、厠などを忠実に再現しています。没落した松野家が暮らした長屋が忠実に再現され、登場人物が生きた世界に没入することができます(写真下)。市観光振興課によると、5月17日の開館から14日間で、計6,866人が訪れ、初日は771人でした。「非常に好評で、満足して帰ってもらっている」上定昭仁市長(私の松江南高時代の優秀な教え子です)。土・日・祝日の開放も見当したいと語りました。観光客は土・日・祝日に松江市を訪問することが多いのですから、ぜひ実現してもらいたいものです。

 松野トキがレフカダ・ヘブンと結婚するまで家族と過ごした松野家や井戸、木戸門などのセットが再現展示されています。細かく作り込まれた部屋の中ものぞき込むことができます。実際に撮影で使用されたトキやヘブンが着用した衣装、結婚した2人が知事から贈呈されたしゃちほこ、キツネの石造物や絵手紙など、ドラマに登場する数々の小道具も展示されていました。また、長屋の脇には「スキップ体験ゾーン」が設けられており、トキがスキップの習得に励んだあの名場面を体験することができます。

▲スキップ体験ゾーン

松江市民:
ドラマの中に入ったような感じでうれしい。市役所が親しみやすい、近づける場所になっていいと思う。

またトークショーではヒロイン・トキの親友役演じた俳優の円井わんさんが登壇、松江観光大使にも任命されました。

俳優 円井わんさん:
「(セットの再現度が)完璧で。セットがそのまま来たと思っていたら、建て直しされたというのがすごいと思う。実際に見にきてほしい」

 松江市役所「ばけばけ」ドラマ館は、2027年の3月31日まで、年末年始を除く平日の午前9時から午後4時半まで無料で利用することができます。

 「ドラマ館」は、3月に放送が終了した同作のドラマ効果を一過性のものにすませることなく、松江の持続的な観光振興や庁舎のにぎわい創出につなげようと市が主催しました。放送終了後もこうして作品を盛り上げようとする努力には頭が下がりますね。♥♥♥

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